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制作に際しては、自分の発想を大切にしてのびのびと打ち込んでください。入学してから日本画を始める学生が多いという状況なので、もちろん基本となる技術はしっかり身につけてもらいます。何かを描きたい、表現したいという衝動の前に、どんなジャンルのものを描くかという区分けは不要です。この点で、日本画とはかくあるべきという指導はそもそもしたくありません。
むしろ一緒に悩みながら、創作の手助けをしていきたいと考えています。大切なのは、まず描いてみること。もちろん、自分が本当に納得のゆく作品をつくるためには相当な時間がかかります。誰もがそうだということを念頭において、あせらず、じっくりと創作活動を続けてください。今後、社会はますますジャンルにとらわれない、いわゆる脱領域の時代へ向かうことでしょう。だからこそ、逆に自分にとって大切なことを見失わず、吸収し、膨らませ、やがてカタチに変えられる人間になってほしいと心から思っています。
日本画領域 日本画コース 教授
荒木 弘訓
