


名古屋芸術大学TOP > 美術学部 > 版画コース
ここは、1・2年次まで異なる分野を学んでいた学生が一堂に会する唯一のコースです。版画は「アイデアを考えるアーティスト」と「版を作る職人」という二面が揃い、はじめて形になるアートです。多様な版画技法を身につけますが、単なる技法の習得だけに重点を置いていません。むしろ技術は制作の中で磨かれるので、指導では個性をいかに伸ばすかということに留意しています。たとえば「なぜ作るのか」「何をどのように表現するのか」を確認することに最も力を入れています。ゼミを開き、必要に応じて考え方や美術史などの情報を提供し、一緒に考える場を大切にしています。オリジナリティとは、さまざまな関わりの中で形成されるものだから。
しかし、個性の芯となる「自分」が形成されていなければ、いくら人との交流を増やしても空回りになりがちです。そこで、指導を通じて「考えて作る=個性を育てる」という部分の補強をします。人やモノや環境との出会いから何でも積極的に取り込み、そこから自分が必要なことを取捨選択する力を育成します。
版画コース 准教授
西村 正幸
