


名古屋芸術大学TOP > 美術学部 > 彫塑コース
本コースではモデルに生身の「人」を使い、具象彫刻を学びます。具象彫刻で一番大切なのは、カタチを作れるようになることです。それは造形技術だけでなく、対象物が持つカタチの本質を見抜くチカラを持つことでもあります。外見を追い求めることばかりが彫刻家の仕事ではありません。五感をフルに働かせて対象物のカタチや雰囲気までも感じ取り、いかに表現するか。具象彫刻は古代ギリシャ時代に端を発する伝統ある芸術です。その長い歴史の中に君の作品をつらねる土台を築くためにも、「心の体力づくり」に大いに取り組んでください。そして、のびのびと創作に励んでください。
技術的なことは、経験を積めば上達して当然です。そうではなく、学生という心がみずみずしい時期にこそいろいろな経験を積み自身の内面を鍛えてください。本コースは「現代における彫刻のあり方」を学ぶところでもあります。彫刻がこれほどまで長く人々に愛され続けてきたのは、いつの時代にも受け入れられる普遍の良さを持っていたからです。それは、流行に左右されない、モノの本来の姿です。現代を見つめた先に普遍性は潜んでいます。今という時代に自分が表現すべきことは何か。その視点こそが本質を見抜く目であると考えています。
彫刻領域 彫塑コース 教授
神戸 峰男
