芸術学部 芸術学科 デザイン領域

イラストレーションコースコース概要

学部・大学院芸術学部 芸術学科 デザイン領域

「描く」という長い人生の始まりに。

今では「ちょっとしたイラスト」なら、誰にでも描けるかもしれません。しかし、イラストレーションを仕事としていくことは簡単ではありません。問われているのは創造性です。イメージが浮かんだからといって、描けるわけではありません。それは「想像」であって、「創造」ではありません。創造は紙や画布という物質の上に物質である色材を重ねていくという、現実的な手間のかかる行為です。必要なのは観察という目で見ることと、それを源として造る意識で描くことです。まずは画材を手にとって描いてみることが大切です。

何も見ないで描き始めたときでも、その紙の上に描かれた色や形という物質が次の瞬間にはモデルとなります。その上に形を重ねていくという辛抱強い現実の作業が、あれこれさまよう想像力に輪郭を与えてくれるのです。色や形と格闘して時がたつのを忘れることを重ねる中で、あなたの身体の中から、あなたにしかない何かがその中に流れ出る。時は無慈悲に流れていくようですが、絵の中にあなたの時間が詰まっているのです。その時あなたはかなりの年を経ているかもしれません。そういう生き方に価値を感じますか。 それなら、一緒に描きましょう。

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