授業科目概要

声楽専攻

研究領域

声楽演奏研究 各自が個々の声質に合った声楽曲を選択し、目標とする声楽表現技術の向上を目指す。教材は古典から現代に至るまで歌曲・オペラアリア・カンタータ等宗教曲などから自由に任意に選択し、その声楽曲に対してより深い研究を行う。発声法、発音法、歌唱法の基礎的な演奏法の修得の上に立って、作曲作品の持っている芸術性、時代様式を、その詩と楽曲の両面から追求し、現代に演奏する意義を明確にしながら、声楽表現を追求する。
声楽特殊研究 1年次の研究をふまえ、個々の研究主題に基づいて、より高度で多様な演奏の方法論を追求し、演奏表現の確立をめざす。特に、修士演奏の課題とレパートリーを確保する。

関連演習科目

  • 声楽演習-1(日本歌曲)
  • 声楽演習-2(ドイツリート)
  • 声楽演習-3(英語歌曲または宗教曲)
  • 声楽演習-4(オペラ)
  • 舞台言語表現演習

器楽専攻

研究領域

ピアノ演奏研究
電子オルガン演奏研究

個人レッスンを中心に、個々の追求するレパートリーに則して、ピアノ曲作品のバロックから現代に至る演奏スタイルの変遷、エディションなどの、作品解釈による多彩な演奏表現について研究する。同時に現代における演奏表現は、個々にとって如何にあるべきかを探究し、創造的な演奏表現力をめざす。

弦楽器演奏研究
管楽器演奏研究
打楽器演奏研究

バロックから現代に至る弦管打楽曲の演奏スタイルの変遷、エディションや、作品解釈、その時代の楽器の特徴などによる多彩な演奏表現を研究する。このことによって、作品にたいする洞察力や感性を強化し、より高度で創造的な演奏表現力の伸長をめざす。

器楽演奏特殊研究

1年時の個人レッスンによって追求した技法の上にたって、個々の研究主題に基づく演奏解釈の研究と、様式感の備わった演奏表現を追求する、特に、ソリストとしてのリサイタルのプログラムとなるべきレパートリーの確保とアンサンブルに対応できる、より柔軟な演奏表現を追求するための場を確保する。

関連演習科目

  • 鍵盤楽器奏法演習-1
  • 鍵盤楽器奏法演習-2
  • 鍵盤楽器奏法演習-3
  • 鍵盤楽器奏法演習-4
  • 電子オルガン奏法演習-1
  • 電子オルガン奏法演習-2
  • 器楽合奏演習-1
  • 器楽合奏演習-2
  • 器楽合奏演習-3
  • 作曲法(古典)特殊研究-1
  • 作曲法(現代)特殊研究-2

音楽学専攻

研究領域

音楽教育研究-1
音楽教育研究-2

音楽教育研究-3
修士特別研究(音楽教育)

音楽教育学の理論と研究法[Theory and Method in Music Education]現在の音楽教育実践に影響を与えた、音楽教育思想と音楽教育実践に関する内外の文献を講読する。さらに、音楽教育研究における歴史的研究、分析的研究、記述的研究などの研究法を、これまでの発表されている研究論文に実際にあたって学ぶ。日本国内の研究についてはJournal of Research in Music Education , International Journal of Music Education , British Journal of Music Educationに掲載された諸論文を取り上げる。

音楽療法研究-1
音楽療法研究-2

音楽療法研究-3
修士特別研究(音楽療法)

音楽療法を実践する上で、音楽の効用を知ることは必要かつ欠くべからざるものである。本講義では音楽が人間に与える作用と、その効果に関する内外の文献を講読し、各自の研究テーマを決める方向付けを行う。

授業計画

  1. 音楽の生理的作用について
  2. 音楽の心理的作用について
  3. 音楽の社会的作用について
  4. 量的研究・質的研究について
  5. 各自の研究テーマを決める
  6. テーマ発表とディスカッション

アートマネジメント研究-1
アートマネジメント研究-2

アートマネジメント研究-3
修士特別研究
(アートマネジメント)

音楽芸術が社会的に成立する条件としての創造、享受、教育、分配・流通について、それぞれの部門先般について学び、特に音楽大学が担う芸術の創造分野と教育分野について研究する。また、社会の変化に伴う情報機器の発達により、芸術を取り巻く環境変化に対応できるよう、柔軟な思考力をもって複合的な芸術運営が出来るよう研究する。

作曲研究-1
作曲研究-2

作曲研究-3
修士特別研究(作曲)

様々なスタイルの音楽を研究し、主に室内楽作品を作曲していくことが中心となる。本講座では、ピアノを含んだ室内楽作品、もしくは声楽を伴う室内楽作品を、主要テーマの動機素材を核に、全曲を有機的に連動させる手法で作品を構成するテクニックを学ぶ。また、声部様式について、あるいは作曲理論全般につても、個々人のレベルに合わせて研究を深めていく。

関連演習科目

  • 音楽教育実践演習-1
  • 音楽教育実践演習-2
  • 音楽療法実践演習-1
  • 音楽療法実践演習-2
  • アートマネジメント特別演習-1
  • アートマネジメント特別演習-2
  • 作曲法(古典)特殊研究-1
  • 作曲法(現代)特殊研究-2
  • 管弦楽法研究

基礎科目(共通)

  • 外国語研究(英語)
  • 外国語研究(伊語)
  • 外国語研究(独語)
  • 楽曲分析研究-1(古典・ロマン派作品)
  • 楽曲分析研究-2(対位法的作品)
  • 楽曲分析研究-3(近代作品)
  • 音楽学特論-1
  • 音楽学特論-2
  • 指揮法研究

授業科目概要・募集要項(入試情報)

関連リンク