名古屋芸術大学

NUA-STUDENT

小野翔子(おの しょうこ)

音楽学部演奏学科
電子オルガンコース 4年

NUA-STUDENT

いろんな音、いろんなリズム、弾いてて楽しいんです。

-小さい頃からエレクトーンをやってたの?

幼稚園の頃からなんです。私の家の隣にエレクトーンの先生が越してきたんです。先生の子と私が同じ幼稚園で、一緒にバスを待ってるうちに、お母さん同士が仲良くなってそれで始めたんです。

-それからずっと? イヤになることとかは?

そうですね。嫌になったりすることはなかったですね。高校の受験の時に普通科の高校へ行こうかというので迷ったことはありますが、その一度だけ。結局、習っていた先生の勧めもあって、岐阜の鶯谷高校の電子オルガン専攻へ行きました。だから、うーん、一筋ですね。

-じゃあ、ずっと好きでやってこられたんだ

そう、ですね…… うーん、中学でもずっとレッスンを続けていて音楽の学校へ行ってみたいと思ってたので、そのまま来ちゃった感じですね。あんまり覚えてないんですけど、幼稚園の頃、テレビとか幼稚園で習ってきた曲なんかを、ちっちゃいキーボードで弾いてたみたいです。昔から音楽が好きみたいですね。

-スゴイ、弾けちゃうんだ! もしかして絶対音感?

絶対音感なのかなぁ? 生まれてからなのでそういうのが絶対音感なのかよくわからないんです。中間的な、細かな音程の違いはよくわからないですけど、聞こえてきた音をそのまま音符にすることはできます。

-練習は毎日どれくらいするの?

3時間……、本当は2時間くらい(先生ごめんなさい!)。日によって違いますけど、集中力が続かないんですよ。はぁー、練習が好きじゃないというか、嫌いなんです(笑)。学校の練習室でやるよりも自宅で練習することが多いですね。夕飯を済ませて、バイトのない日は9時頃から、バイトがあると11時くらいからです。気分が乗れば遅くまでやります。それから、通学に1時間半かかるので、その間ポータブルプレイヤーで音楽を聴いて、曲を覚えてイメージするんです。しっかりイメージできると、やっぱり弾きやすくなるもんなんです。

-エレクトーンの魅力ってどんなところ?

いろんな音といろんなリズム、あとは、なんだろ(笑)。やっぱり弾いて楽しい。曲の途中で、ここまでは弦で来てたのが、盛り上がってきてパッと音が変わるとき、すっごく気持ちいいんです、わからないかもしれないけど(笑)。それからいろんなジャンルの曲が弾けるのもいいですね、ポピュラー系の曲もできますし。曲集を引っぱり出してきて探したりしてます。いろいろ変化するような曲が好きですね。練習してうまく弾けたとき、すごく達成感があるんです。人の前で弾くのも楽しいですけど、やっぱり自分だけで弾くのが楽しいかも。

『CELEBRATE』 作曲:清水大輔/編曲:小野翔子
名古屋芸術大学音楽学部 電子オルガンコース 第14回定期演奏会
2011年12月8日 熱田文化小劇場