人間発達学部主催、「春を呼ぶ芸術フェスティバル」を開催しました

2017年2月11日(土)、東キャンパス3号館ホールで、人間発達学部主催による恒例の「春を呼ぶ芸術フェスティバル」を開催しました。「春を呼ぶ芸術フェスティバル」は、人間発達学部を卒業する4年生と退任される先生方を送り、4月から入学する高校生を歓迎するとともに、地域の皆さまや子どもたちに楽しんでいただくことを目的として、例年、この時期に行われています。

演出は、学生実行委員によるもので、前半は、先生方の歌と演奏とともに、学生たちが日頃授業で研鑽してきた成果の発表、後半は、ダンス部や和太鼓部などサークルによるパフォーマンスです。

小雪の舞う寒い日となりましたが、開場の12:30を迎えると同時に多くの方が訪れ、受付には行列ができるほどでした。3月に卒業する既に本学の入試を終えた高校生も数多く来場し、受付をする学生からも歓迎の声が上がっていました。また、人間発達学部の卒業生、退任された先生の姿もあり、恩師や友人との再会を喜ぶ様子も見られました。

星野英五学部長のあいさつで開会、プログラムは「みんなで歌いましょう」から始まりました。「世界に一つだけの花」など誰もが知る歌、3曲を合唱、会場も口ずさんでいました。続いて、水谷映美先生の独唱で「さびしいカシの木」、「なにかが ほら」、「ある晴れた日に」の3曲を、星野英五先生のピアノでブラームス「ピアノソナタ第3番第5楽章フィナーレ」が演奏されました。水谷先生、星野先生、どちらも迫力のある素晴らしい演奏で、会場は聞き惚れている様子でした。 続いて、いよいよ学生による演奏で、ピアノとフルートのアンサンブル、独唱、連弾、2台ピアノによる演奏が行われました。緊張のため練習通りの実力が発揮できなかった学生もいたのではないかと思われましたが、演奏後はいずれも充実した表情を見せていました。

第1部の最後は、音楽指導法を履修する学生たちが星野先生の指揮で「ふるさと」、「花は咲く」の2曲を合唱しました。歌詞カードがプログラムと一緒に観客にも配られており、会場全体で歌い、演奏を楽しみました。

後半は、サークル活動の発表の場となり、リズム体操部、ダンス部、和太鼓部の演奏、演技が行われました。会場全体が一緒になって身体を動かしたり、迫力ある演奏、演技を熱心に見つめたりと、参加者たちは大いに楽しんでいる様子でした。

閉会の前に、今年度で退官する古川美枝子先生への花束贈呈、最後に実行委員長からの感謝の言葉があり、閉会となりました。
学生、教員らによる熱演に、会場からは惜しみない拍手が送られていました。

みんなで歌いましょう 「世界に一つだけの花」「世界中の子どもたちが」「エビカニクス」

水谷映美先生の独唱  「さびしいカシの木」「なにかが ほら」「ある晴れた日に」

星野英五先生 「ピアノソナタ第3番第5楽章フィナーレ」

石田凪さん、伊藤緋奈子さん 「涙そうそう」

服部愛さん、原田慎也先生 「日本舞曲:冬景色」「イタリア歌曲:O mio babbino caro」

式守あやかさん、佐竹美早紀 「2台のピアノのためのソナタ第1楽章」

音楽指導法(合唱)「ふるさと」「花は咲く」

リズム体操部 「僕らは探検隊」

ダンス部 「SOS」

和太鼓部の演奏 「鬼太鼓」「祭」