声優アクティングコース 1年生修了公演「夢のその先へ」を開催

2019年12月5日、東キャンパス2号館 大アンサンブル室にて、岡野弘幹氏による特別公開講座「ワールドミュージックから見る平和な世界」を開催しました。この講座は、来年度新設されるワールドミュージック・カルチャーコースの開設を記念して行うもので、先月に続き2回目の講座となります。前回の講座では、現代のワールドミュージックの潮流についてお話しいただきました。今回は、岡野氏がさまざまな民族楽器に係わる中で知ることになった、その楽器の背景にある文化や社会問題などについてお話しいただきました。

2019年12月22日、東キャンパス3号館ホールにて、声優アクティングコース1年生修了公演「夢のその先へ」を開催しました。この公演は、声優アクティングコースの1年生がこれまでに学んだ成果を芝居と歌で披露する初めての舞台となります。舞台は、2回公演となり、学生はAチームとBチームの2つにわかれ、それぞれ、第1部 「応援団物語」(脚本 渡辺一正)を1時間、第2部ライブステージを1時間と、盛りだくさん内容です。
第1部の「応援団物語」は、やる気のない1年生野球部員5人が、女性ばかりの応援団へ強制的に入部させられるお話。嫌々ながら応援団に加わり特訓や応援をするうちに、ものごとに真剣に取り組むことを学んでいくという熱血ストーリー。コミカルに始まりやがて胸にじんとくる展開が、声優アクティングコースの1年生たちの活動と重なって見えるようなところもあり、学生たちの熱が伝わってくるような作品となりました。
第2部はライブステージ。テーマは、名古屋で活躍するシンガーソングライター 袈裟丸裕介さんの「主人公」という曲。オープニングで、出演者全員で歌います。「♪誰だって主人公……」という歌詞が、やはり学生たちにとてもマッチしています。2曲目からは、ソロ、デュエットで、ステージにあがり、歌を披露しました。第1部の芝居から、舞台の音響と照明は、エンターテインメントディレクション&アートマネジメントコースが担当し、ことに第2部の歌とダンスは、音響と照明が非常に効果的で、大いに盛り上がりました。Aチーム、Bチーム、それぞれ10曲ほどのパフォーマンス行い、会場は元気な歌声と踊りに魅了されました。会場には、出演者の友人や家族と思われる方々が多数見られ、1年生公演ならではの温かい雰囲気に包まれ、精一杯のパフォーマンスに惜しみない拍手が送られました。