東キャンパス「PLAY! PARKがやってきた!」

 2021年10月8日(金)~10日(日)、東キャンパス TERA およびアート&デザインセンターEASTにて、子どものための屋内広場「PLAY!PARKがやってきた!」を開催しました。このイベントは東京・立川駅北口にオープンした大人も子どもも遊べる美術館と屋内広場のPLAY! MUSEUM、PLAY! PARKから、子ども向けの遊び場「PLAY! PARK」が出張したワークショップ。PLAY! PARKの協力のもと、アート&デザインセンターの主催で行われました。これまでPLAY! PARKで開催された遊びの中から、風船をラップでくるみ割れないようにした「バルーン・モンスター」、新聞紙をくしゃくしゃにして麻縄でつるした「くしゃくしゃおばけ」、障子紙を貼り合わせて作った巨大なたまご「ぐりとぐらの紙のたまご」、PLAY! PARKで子どもたちが作った色とりどりのPLAY! PAPERを使ってコラージュ作品を作る「Let's PLAY! PAPER」の4種類。前日からPLAY! PARKキュレーターの小栗里奈さんと、学生らが制作しました。期間中、近隣からたくさんの親子が東キャンパスを訪れました。

 当日は、人間発達学部の学生らが中心のボランティアが子どもたちの対応にあたり、一緒に遊びました。いずれの遊具も身近で安価な素材が組み合わされて作られており、その工夫は素晴らしいものでした。少々壊れても何の問題もなく遊ぶことができ、子どもたちも思い切り自由に身体を使って遊びました。子どもたちが遊びやすいように構造がしっかりと考えられており、素材を用意すれば簡単に自分でも制作できる点なども非常に優れていると感じました。くしゃくしゃおばけにぶら下がったり、バルーン・モンスターによじ登ったり、元気いっぱいに遊ぶ様子がキャンパスの至るところで見受けられました。はしゃぎすぎて怪我をしないようボランティアの学生らが子どもの様子を見ながら相手をし、安全に遊ぶことができたことも良いことでした。
 身体を使っての遊びと同時に、Let's PLAY! PAPERでコラージュ作りを楽しむ子どもたちの姿も印象的でした。あらかじめ用意されている色とりどりの紙にさらにクレヨンなどで絵や色を加え、はさみで切ったり糊付けしたりと自由に新たな作品を創作しました。じっくりと創作を楽しんでいる様子が窺えました。
 身体を使うこと、じっくりと創作に取り組むこと、この2つを遊びを通して体験することができた意義深いイベントとなりました。