2022年3月18日、名古屋市のストリートピアノへの描画で、日本画コース有志の学生と長谷川喜久 教授、福本百恵 非常勤講師が、感謝状を受領しました。
名古屋市ではストリートピアノを2022年4月10日から市内の3か所に設置、そのうちの1台、グランドピアノに日本画コースが絵を描きました。このプロジェクトにかかわった日本画コースの三柳有輝さん、陳子薇さん、リ シュリンさん、安藤祐実さん、長谷川先生、福本先生の名前が記された感謝状を、河村市長から受け取りました。
同時に、ピアノを寄贈した名古屋ウィーン・クラブ、ピアノの調律・メンテナンスと運用を行う中部楽器技術専門学校にも感謝状が贈られ、華やかに贈呈式が行われました。
河村市長に、長谷川先生から龍や動物、植物など「生命礼賛」がテーマになっていること、また、絵を描くために下地を作る作業なども学生と一緒に作業したことなどが伝えられると、他の参加者の方からも「素晴らしい、ピアノよりも絵のほうに価値がある」という趣旨の声があがりました。
河村市長からは、使われているピアノがカワイピアノの貴重な初期モデルであることもあり、そうした背景もぜひわかるようにしておいて欲しいと、設置についての要望もありました。
終始談笑が続く、和やかな贈呈式となりました。
日本画コースが手がけたピアノは、2022年4月10日からJRゲートタワー15階に設置されます。利用時間は、午前10時~午後6時。見学だけでなく、ぜひ演奏も。