本学卒業生が、KITTE名古屋 クリスマスイベント、「暗がりのクリスマスツリー」を企画、演奏会を行いました

 本学デザイン科卒業生の株式会社スペース 木村ユカさん、石黒雄也さんが中心となり企画されたKITTE名古屋 クリスマスイルミネーション「暗がりのクリスマスツリー」の会場にて、12月24日(土)に音楽領域卒業生のヒラウチマイ スペシャルバンド(Vo.ヒラウチ マイさん、Gt. 須賀 奏太さん、B.中島 玄太郎さん、Perc.松原 瑞季さん)、25日(日)は音楽学部卒業生ユニットNUA strings quartetto(Vc. 城間拓也さん、Vn. 村越久美子さん、Va. 大竹温子さん、Vn. 近澤知世さん)が「暗がりの音楽会」として演奏を披露。それぞれ30分と限られた演奏時間でしたが、ロマンチックなクリスマスの夜に彩りを添えました。

 KITTE名古屋 クリスマスイルミネーション「暗がりのクリスマスツリー」は、通常の電飾を使うのではなく自動車部品の製造過程で発生した廃棄プラスチックを、アップサイクル製品として製造された蓄光プラスチックを使って作られたもので、柔らかな光が幻想的なクリスマスツリー。アトリウムの環境照明を計画的に消灯して“暗がり”を作り、蓄光プラスチックのささやかな灯りを楽しめるようにしました。企画した木村さんは「愛知県は工業集積地であり、産業用の電力消費が日本でもっとも高くなっています。そうした現状をもっと知ってもらい、環境問題や節電とリサイクルについて考えてもらえるように企画しました」といいます。
 その会場で催されたのが「暗がりの音楽会」。灯りを消した中で、蝋燭に火を灯し一層幻想的な雰囲気の中、演奏が行われました。24日のヒラウチマイ スペシャルバンドは、ポップス系の曲、25日 NUA strings quartettoは弦楽四重奏ですが、どちらもクリスマスらしい演目。薄明かりのイルミネーションと華やかな演奏に、道行く人々も思わず足を止め、ツリーを囲む2階、3階の吹き抜けにも人が集まり、演奏に聴き入っていました。
 卒業生がクリスマスイベントを企画と音楽で、大いに盛り上げました。