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テキスタイルデザインコースの2年生が「デザイン実技Ⅱ-Ⅰ」の授業で、羊の毛刈りを体験しました

2015年4月9日(木)西キャンパスのクローバー広場で、デザイン学部テキスタイルデザインコースの2年生が、「デザイン実技Ⅱ-Ⅰ(繊維素材)」の授業で、羊の毛刈りを体験しました。

 

「デザイン実技Ⅱ-Ⅰ(繊維素材)」は、様々な繊維素材を知り、それらを扱うテクニックを知ることにより、体系的にテキスタイルの世界を理解することを目的としています。 繊維素材の性質を理解するために、素材を実際に扱いながら、繊維を糸や布、立体物に構成する技術を学びます。植物繊維を平面や立体に構成するペーパーメイキング、動物繊維を平面や立体に構成するフェルトメイキングを通して、素材が変化する過程を体験します。 羊の毛刈りは、毛糸や原毛などの動物繊維素材がどのような工程で出来ているか、その原点を体験的に学ぶことで、素材に対する意識や興味を高めるために行っています。

 

この日は、岐阜県加茂郡のふる里牧場から連れてこられた羊を、飼い主の指導を受けながら、2年生全員で毛刈り体験をしました。大勢のギャラリーが取り囲む中、飼い主が羊の首を両足で挟んで暴れないように静止させ、学生の毛刈りの準備段階として、電動鋏を使ってお腹の毛を丁寧に刈っていきました。

学生たちが体験したのは、刈り易い横腹から背中の毛の部分でした。大きなハサミで一人ずつ指定された箇所の毛刈りにチャレンジしました。それでも、慣れない手つきで毛を刈ることもあって、途中で羊が動いたりして、おっかなびっくりの場面もありました。

 

 この授業で刈った羊の毛は、フェルトメイキングによる作品制作に使うほか、洗毛・染色・カーディング・カード・糸紡ぎ・織り・後加工を一連の流れで体験し、糸の成り立ちや布の構造を学ぶために使用されます。 毛刈りの終了後は、テキスタイル工房の前の広場で、洗毛の体験をしました。羊毛用の洗剤(5~10%)に一晩つけておいた毛を、ぬるま湯の中でほぐしながら洗い、毛についた汚れや臭いを取り除く作業です。想像以上に簡単に汚れが落ち、きれいになることに学生たちは驚いているようでした。 こうして、この日の体験授業を無事に終了しました。

毛刈りのためにつれてこられた羊(そら) 毛刈りのためにつれてこられた羊(そら)
毛刈りの準備段階として、最初にお腹の毛が剃られた 毛刈りの準備段階として、最初にお腹の毛が剃られた
アドヴァイスを受けながら毛刈りに挑戦する学生 アドヴァイスを受けながら毛刈りに挑戦する学生
輪になって毛刈りの様子を見守る学生たち 輪になって毛刈りの様子を見守る学生たち
慣れない手つきで鋏みを動かし毛を刈る様子 慣れない手つきで鋏みを動かし毛を刈る様子
刈り取られた羊毛 刈り取られた羊毛
毛刈り終了後、洗毛の説明を受ける学生たち 毛刈り終了後、洗毛の説明を受ける学生たち