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デザイン学部産学連携事業 ナガサキ工業株式会社(チームエコラボ)受託研究「新製品デザイン開発プロジェクト」の中間プレゼンテーションが行われました

 名古屋芸術大学デザイン研究所及びデザイン学部インダストリアルデザインコースは、東海地区の地元中小企業による地域活性化のための研究組織『チームエコラボ』に所属するナガサキ工業株式会社と連携し、「新製品デザイン開発プロジェクト」を発足させ、新製品のデザイン開発を通じて地域の活性化に貢献することを目指しています。

 開発製品は、ナガサキ工業株式会社で生産することを前提とした金属素材を用いた家庭用品および雑貨で、デザイン案は学生が実技授業のなかで考案します。

 本年4月8日からスタートしたこのプロジェクトは、すでに4回のステップ(オリエンテーション、工場見学、アイデアスケッチ、デザイン案の決定・製造技術研究・デザイン図制作)を経て、5月13日(水)に中間プレゼンテーションを迎えました。

 本学U棟102教室で行われた中間プレゼンテーションには、ナガサキ工業株式会社から社長の長崎洋二氏のほか2名のスタッフが参加。本学客員教授村上 剛氏の進行でスタートしました。最初に、村上氏からプレゼンの要領について話があり、発表の持ち時間は一人3分以内、順番は大学院生・4年生・3年生の順に発表することになりました。

 学生たちは一人ずつ順番に、デザイン案のスケッチなどを貼り付けた大き目のアクリルボードを用いて、デザインコンセプトから、使用目的、既製品との違い、優位性、形状や大きさ、利便性などを説明していきました。

プレゼンテーションは学生の提案説明の後で、村上氏と長崎氏がそれぞれ質問や講評・アドバイスをするといったかたちで進行しました。23名の学生一人から2案以上が提案され、インテリ用品を中心に装飾品や日用品など様々な製品のデザイン案が提案されました。壁立てラック、マガジンラック、シューズラック、ミニカーの立体駐車場、ハンガーラック、鉄の音の出る風鈴、切り字型フック、さかなの栓抜き、ウオールフック、サンカクボックス、影が楽しいあかり、鉄のヒールカバー、ハスの照明器具、CDラック、一輪挿し、ペン立て、時計スタンド、アンブレラスタンド、CDスタンド、アクセサリースタンド、シュウズスタンド、ファッションツリー、キーホルダー、ワインセラー風棚・・・などが提案されました。

プレゼン終了後に、村上氏からモデル制作も含めたこれからの進め方についての説明がありました。最初に、「商品としての魅力がどれ位あるか」といった観点を念頭において仕上げていくこと。次に、モデル制作に際して鉄のパイプを曲げたいなどの要望があれば早めに出せば可能であること。また、普遍的な商品に仕上げるためには、もう一度、家族も含めて多くの人の意見を聞いてみること。皆さんのアイデアが商品となって市場で販売され、見ず知らずの人々に購入されることは、デザイナーとして最高の喜びであるので、頑張ってほしい。最後に、プレゼンのやり方については、結論を先に述べて、それを補強するための説明を時間の許す限りするといった手法を身につけてほしいなどのお話がありました。

そして、長崎氏からは、「本日は、皆さんのプレゼンに対して、私の感じた点を講評しました。皆さんにお渡ししてある商品カテゴリーは、世の中にニーズのあるもの、商品化しようとしているものです。本日の提案以外でこの商品カテゴリーにあるもので何か良いアイデアがありましたらこちらも是非提案してください。」とのお言葉がり、中間プレゼンテーションを終了しました。

 当プロジェクトはこの後、モデル制作を経て6月3日に最終プレゼンテーションとなります。なお、当プロジェクトの取り組み状況について、ナガサキ工業株式会社様が制作されているブログ(名古屋芸術大学 産学連携 アイアン・ラボ)があります。是非、ご覧ください。http://ameblo.jp/ironlabo/

 

 

プレゼンの要領について説明する村上 剛客員教授 プレゼンの要領について説明する村上 剛客員教授
プレゼンテーションの会場の様子 プレゼンテーションの会場の様子
作品の講評をする長崎洋二社長(左) 作品の講評をする長崎洋二社長(左)
考案した作品アイデアをプレゼンテーションをする学生 考案した作品アイデアをプレゼンテーションをする学生
同上 同上
同上 同上