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マルチェッラ・レアーレ氏(本学特別客員教授)の声楽公開講座が行われました

講座の開始前に本日出演する学生に話をするマルチェッラ・レアーレ氏(右端) 講座の開始前に本日出演する学生に話をするマルチェッラ・レアーレ氏(右端)
挨拶をする土佐教授 挨拶をする土佐教授
花に見立てたハンカチを持って熱唱する山内由香さん、右はマルチェッラ・レアーレ氏 花に見立てたハンカチを持って熱唱する山内由香さん、右はマルチェッラ・レアーレ氏
演技を交えて歌っている酒井美穂さん 演技を交えて歌っている酒井美穂さん
会場の様子、熱心に聴講する皆さん。 会場の様子、熱心に聴講する皆さん。
演技の指導を受ける北田一平さん(中央) 演技の指導を受ける北田一平さん(中央)

2015年5月28日(木)、本学東キャンパス2号館の中アンサンブル室において、マルチェッラ・レアーレ氏(本学特別客員教授)の指導による声楽公開講座が開催されました。

この公開講座は、本学音楽学部演奏学科声楽コースの主催によるもので、声楽コースの学生および院生が課題曲の演奏に関してレアーレ氏から直接指導を受け、その様子が公開されました。

講座の開始に先立ち、声楽コース長で教授の土佐 誠より講師の紹介を兼ねた挨拶がありました。

「マルチェッラ・レアーレ氏は、米国でイタリア人の両親の下に生まれ、15歳で『ラ・ボエーム』のミミ役でデビュー。その後世界の劇場で主役を務め、レパートリーは50作以上です。中でも、蝶々夫人とトスカは300回以上演じています。1970年、イタリアで最高のプッチーニ・オペラのプリマ・ドンナに贈られる「黄金のプッチーニ賞」をアメリカ人として初めて受賞。また、1991年には、「マリオ・デル・モナコ賞」を受賞。1994年からは日本に定住して昭和音大、東京芸大、国立音大など各地の音楽大学で指導に当たるとともに、新国立劇場でもコーディネーターを務めるなど、日本のオペラ振興に多大な貢献をされています。

言葉は五カ国語(英・伊・仏・独・露)を話されますが、なぜか日本語だけはあまりお話しされません。本日のレッスンはイタリア語と英語で行われ、通訳とピアノ伴奏は、本学卒業生の寺元智恵さんが担当します。」

 

この後、早速レッスンに入りました。最初に、学生たちが自分の課題曲を一通り歌うところからスタートしました。歌い終わった後で、レアーレ先生が感想を述べるとともに講評をして、次からは、短い小節ごとに具体的に指導していくというスタイルで行われました。

発声の仕方や歌い方の指導だけではなく、曲の内容を理解したうえで、その情景を想像して身体で表現する演技の指導も行われました。

最初にレッスンを受けた山内由香さん(3年生)のP.マスカーニ作曲の『友人フリッツ』より“わずかな花を”では、歩き方や、花に見せかけたハンカチの持ち方など、細かいゼスチャーも指導されました。山内さんには「とてもすばらしい歌声ですね」とうお褒めの言葉もありました。

このようにして、前半に学部生3名が、休憩を挟んで、後半は院生3名が指導を受けました。

今回レッスンを受けた学生と院生・及び課題曲は以下の通りです。

 

山内由香(3年生)

  『友人フリッツ』より“わずかな花を”         P.マスカーニ

酒井美穂(3年生)

  永遠の愛と誠                     G.ドニゼッティ

北田一平(3年生) Sop:山内由香

  『愛の妙薬』より“いとしい妙薬”           G.ドニゼッティ

   <休憩>

桐井祐衣(院2年生)

  『リタ』より“この清潔で愛らしい宿よ”        G.ドニゼッティ

窪田知佳(院2年生)

  『フィガロの結婚』より

  “スザンナはまだ来ない~楽しい思い出はどこへ”    W.A.モーツァルト

重兼あずさ(院2年生)

  『コジ・ファン・トゥッテ』より“岩のように動かずに”  W.A.モーツァルト