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<広告表現論> 愛知広告協会常任理事 祖父江治朗氏による特別講義が行われました

2015年6月18日(木)、本学西キャンパスでデザイン学部の「広告表現論」が開催されました。広告表現論は、広告やその周辺領域で、顕著な活動を行う制作者やディレクター、プロデューサーなどを招き、その制作活動の紹介から、実際の制作現場で求められるスキルなどについて講義をしていただく特別講座です。経験豊富なプロからアドバイスが受けられるまたとない機会となります。今回は、一般社団法人愛知広告協会 常任理事・事務局長の祖父江治朗氏に講師を務めていただきました。

祖父江治朗氏は、1975年東北工業大学工学部工業意匠学科を卒業され、商工美術株式会社に入社。1981年株式会社むつわ企画に入社され、1983年からはフリーに。1985年株式会社電通に入社し、2012年に一般社団法人愛知広告協会に出向されています。ディスプレイ、インテリアのデザイナーを経験後、電通に入社。プロモーション担当として、デザイン博などの博覧会、浜岡原子力PR館などの科学館、博物館の施設系の企画・製作・運営などを担当。2002年から2007年は、電通中部支社プロモーション室長として、愛・地球博(2005年)の担当する一方、トヨタ自動車、トヨタグループ各社の営業担当もされていました。

講義のテーマは「愛知広告協会のチカラ-協会の活動と存在意義-」で、まず、一般社団法人愛知広告協会の概要(会員数・会員構成など)についてのお話がありました。次に、広告とは何かという基本的な内容について、昭和49年10月25日に制定された公益社団法人全日本広告連盟の定款に基づき、「広告は、商品サービスを正しく人々に伝えるとともに、暮らしに生かすアイデアを提供し、快適で充実した生活の実現に役立てる。また、企業の経営理念・活動と社会的使命を、人々に知らせることにより、企業の理解と信頼を増進する。さらに、コミュニケーションの手段と技術を通じて高い文化性を生みだし、よりよい社会の実現のために貢献する。」という広告の定義について解説されました。

次に、愛知広告協会の役割について、目的・事業内容・会員数などの説明があり、平成24年11月から26年5月まで行われた愛知広告協会創立60周年記念プロジェクトの内容についてのお話がありました。目的を明確にして、それぞれのイベントの事業広報を強化(大会スローガンの設定・コンセプトの明確化・マークの制作など)したこと。また、第62回全日本広告連盟名古屋大会についての概要が報告されました。

そして、これまで実施してきた広告賞や優秀広告作品展を抜本的に見直し、新しい広告賞を設定することになったとのお話でした。

顕彰事業改革のポイントとしては、「クリエイターによる、クリエイターのための広告賞」として、新たに、「AICHI AD AWARDS 2015(AAA2015)」を立ち上げ、愛知県を代表する広告賞とすることにしたそうです。改革の中身は、審査員は日本を代表するトップクリエイター6名とする。6名の審査員がすべての作品を審査する。5カテゴリーで作品を募集する。5カテゴリーのゴールド受賞作品からグランプリを選出する。学生のカテゴリーを設置する。などです。審査会は、6月12日(金)に国際デザインセンターで開催され、優秀広告作品を紹介する「AICHI AD AWARDS 2015優秀広告作品」は7月15日(水)~20日(月)までの期間、国際デザインセンターデザインギャラリーで開催されるとのことです。

大学生プロジェクトは、地元大学生の人材育成を目的にワークショップを開設し、広告賞とも連携した継続的な公益事業になるとのことです。この後、これまで行われたワークショップの具体的な内容について、受講者数と受講生の構成、講師や講評の内容などのお話がありました。

最後に、『広告は・・・人の「ココロ」を動かす。その「チカラ」はクリエイターの情熱と知識。社会的な使命があるからこそ、様々な知識が必要』という言葉で特別講義を終えられました。

 

 

 

講義をする祖父江治朗氏 講義をする祖父江治朗氏
全日本広告連盟による広告の定義 全日本広告連盟による広告の定義
熱心に聴講する学生たち(会場の様子) 熱心に聴講する学生たち(会場の様子)
AICHI AD AWARDS 2015(AAA2015) AICHI AD AWARDS 2015(AAA2015)
大学生プロジェクトについて 大学生プロジェクトについて
最後の締めの言葉 最後の締めの言葉