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<広告表現論> (株)広告制作所の安達 純氏と加藤武志氏による特別講義が行われました

講義をする広告制作所取締役副社長の安達 純氏 講義をする広告制作所取締役副社長の安達 純氏
NTTドコモのiモードの広告 NTTドコモのiモードの広告
ショッピング街クレアーレの広告 ショッピング街クレアーレの広告
NTTドコモの小説ゲーム広告 NTTドコモの小説ゲーム広告
金城学院大学のリブランド展開の広告 金城学院大学のリブランド展開の広告
アイデア出し企画ラフ アイデア出し企画ラフ
講義をするアートディレクター・グラフィックデザイナーの加藤武志氏 講義をするアートディレクター・グラフィックデザイナーの加藤武志氏
宅地分譲の広告 宅地分譲の広告
タレントを起用した広告 タレントを起用した広告
(株)スズキ太陽技術のマンガ風広告 (株)スズキ太陽技術のマンガ風広告
メモを取りながら熱心に聴講する学生達 メモを取りながら熱心に聴講する学生達

2015年7月2日(木)、本学西キャンパスでデザイン学部の「広告表現論」が開催されました。広告表現論は、広告やその周辺領域で、顕著な活動を行う制作者やディレクター、プロデューサーなどを招き、その制作活動の紹介から、実際の制作現場で求められるスキルなどについて講義をしていただく特別講座です。経験豊富なプロからアドバイスが受けられるまたとない機会となります。今回は、(株)広告制作所取締役副社長で、プロデューサー・クリエイティブディレクター・プランナーを務める安達 純氏とアートディレクター・グラフィックデザイナーの加藤武志氏に講師を務めていただきました。

 

安達 純氏は、1989年名古屋芸術大学美術学部ヴィジュアルデザイン科を卒業され、三井堂印刷企画デザイン部に入社。退社後、6カ月間渡英され、1990年帰国後、AXIS  CREATIVE  OFFICE に入社。グラフィックデザイナーの師の元、デザインを学ばれました。入社2~3年までアナログ現場でのデザイン制作を担当されています。1996年、現在の広告制作所に入社。グラフィックデザイナーを経て、アートディレクター、TVCMを代表とする各種映像の企画、ディレクション、WEB関連のクリエイティブディレクション等グラフィック以外の広告宣伝ツール各種へと活動を広げ、現在は、企業のプロモーション活動におけるオール媒体の制作プロデュース・クリエイティブディレクションを行っています。現在、同社代表としてトータルマネージング業務に携わっておられます。

 

講義に先立ち、担当講師の永井瀧登より本日の講師について、「今日はデザイン制作会社に勤務されている方からのお話です。お二人とも本学の卒業生で、皆さんの先輩にあたる方です。卒業後の自分の仕事をイメージしながらしっかり聴いてください。」との挨拶がありました。

 

講義ではまず、安達 純氏より、現在勤務している広告制作所について、「新東通信という広告代理店のクリエイティブパートを独立事業としてやっている会社で、グラフィック・インターネットメディア・TVCMなど様々なことをやっています。」との説明がありました。そして、本日の講義について、「今日は、この地名古屋の広告制作の現場から皆さんのお役に立てるリアリティーのあるお話しが出来ればと考えています。私はこの世界に入って25年経っていますので、皆さんには経験のないアナログの時代からの制作過程を振り返ってみたいと思っています。私のモットーは、人前に立って話をしたり、何かを運営したりして人を喜ばせることによって、広告のアイデアや表現の幅を広げることができると信じていることです。人を楽しませたり喜ばせたりすることで気持ちが良い方向に働きます。」とお話しされました。

続いて、パワーポイントによる映像を使って自己紹介をされました。子どものころの様子から、本学を卒業されてから現在に至るまでの職歴や取り組んできた仕事などについての説明がありました。

この後は、広告制作所でこれまでに取り組んできた仕事や制作した作品についての解説でした。

観光三重がJR東海とコラボレーションして制作した5枚連続のB1ポスター。

ナディアパークの中にあるクレアーレというショッピング街の認知度アップのために制作した春夏秋冬の4大広告。

NTTドコモ東海iモードの広告。携帯電話によるインターネットの始まりを予告するもので、名古屋パルコ全館を埋め尽くした広告など。

NTTドコモの新聞15段広告で、環境広告優秀賞を受賞したもの。このころからデジタルカメラを使用したが、アナログ的な手法にこだわって新聞の特性を活かした作品。

このように、たくさんの広告制作をやってきたが、自分のデザイン(作品)を上手にプレゼンテーション出来なくて悩んでいたそうです。その時、色々な仕事を通じてアイデアは自分が得た過去の知識の組み立てでしか出てこないことに気がついたとのこと。だから、プレゼンは、組み立てたことを話せばよく、組み立てたストーリーを企画書や提案書に書けばよいことに気づいたそうです。

この後、金城学院大学のリブランド展開の広告や、通信販売の広告・新ネットバンキング登場告知におけるアイデア出し進行などのお話しで、講義を終えられました。

 

続いて、加藤武志氏からの講義がはじまりました。最初に、簡単な自己紹介がありました。加藤氏は、中学生のころから絵を描くのが好きで、デザイナーになりたくて愛知工業高校に入学されました。そこでデザインジャンルの中の広告に出会い、もっと勉強したくて、本学美術学部ヴィジュアルデザインコースに入学されたそうです。2001年に卒業後、広告制作所に入社され、現在は、広告制作所のアートディレクター・グラフィックデザイナーを務めておられます。

ここからは、これまで制作してきた自分の作品について、映像に映しながらの解説講義でした。

宅地分譲やマンションの広告、タレントを起用した仕事、CGやイラストも手がけた仕事など様々な仕事の関わり方のお話でした。

また、入社2年目にパチンコの仕事をして以来、今では10年以上もやっているパチンコの広告などのお話しもありました。

自分の得意分野を仕事に活かすことは大切です。という言葉で講義を終えられました。

 

最後に、安達 純氏より受講生に向けて、

「時代のトレンドは変わっても、人を惹きつける感情は、大昔から変わらない。

最新のメディアを知り、その時代に合ったコミュニケーションのあり方を考え、いかに普遍的なアイデアを乗っけられるか。そして、それを実現できる熱意があるか。」という言葉が贈られ、講義を終了しました。