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人間発達学部文化創造セミナー「身近で楽しい音さがし」が開催されました

2016年5月26日(木)、本学東キャンパス1号館701教室で、人間発達学部主催の文化創造セミナー「身近で楽しい音さがし」が開催されました。この文化創造セミナーは、毎年行われている人間発達学部の恒例行事で、各界から様々なゲストをお呼びして特別講義や講演会、ワークショップなどが行われています。

今回のゲストは、「kajii」で、「kajii」は日用品を使って音楽を演奏するクマーマと創のユニットです。茶碗、どんぶり、湯のみなどを使ったオリジナル楽器「食琴(dishphone)」をメインに身の回りにあるあらゆる日用品で音楽を奏でるユニット。名古屋拠点に日本中、世界中を駆け巡っています。「kajii」という名前には、日常生活の中から「家事」、工夫して楽器を作り「鍛冶」、新しい風を生む(風)という三つの意味が込められています。

セミナーには人間発達学部の1・2年生全員と、3・4年生の希望者が参加。司会進行は准教授の南 元子先生でした。満席の会場に、後方中央の扉から、「食琴」を肩から掛けたクマーマと、洗濯板を中心にいろいろなモノを取り付けた楽器を首に掛けた創が、拍手に送られて入ってきてセミナーがスタートしました。

簡単な自己紹介の後、「まず、演奏を」ということで、クマーマが食琴で、創は木製のスプーンをドラムのように使って「トルコ行進曲」が演奏されました。食琴の奏でる乾いた感じの高音とテンポの良いスプーンの音が会場に響き、軽快で心地よい演奏でした。続いて、バケツを被って目隠しした状態で同じ曲を演奏して見せてくれました。会場からは、盛大な拍手が送られていました。

この後、「kajiiの始まり」についてのお話しがありました。クマーマは、名古屋出身のシンガーソングライターで、東京に出て活動している内に、もっとアートホームで、身近な音で音楽ができたらということを考えているなかで、「食琴」にたどり着いたそうです。創は、もともとはドラマー志望で、めずらしい楽器を使っていたそうですが、誰でも知っているものを使って楽器にしたいという考えから、自分で楽器を作り始め、現在に至っているとのことでした。

この後は、会場の学生たちも参加して、本日のテーマある「身近で楽しい音さがし」が様々なモノを使ったワークショップ形式で行われました。

「小学生へのおすすめ楽器」として、ボウルに水を入れて、ドレミファソの音を作り出すテーマには、3人の男子学生が挑戦しました。音階が上手く出せた学生には大きな拍手が送られていました。次に、「園児へのおすすめ楽器」としては〝誰でもメロディー”ということで、ティシュペーパーの空箱の上に棒切れなどを載せて、それらをたたいて音を出しメロディーを奏でて見せてくれました。次は、「誰でもきらきら星」というテーマで、食琴で作った「きらきら星マシーン」で、茶碗を順番に叩くときらきら星のメロディーに音が出るものでした。男子学生が挑戦し、上手に演奏できた時の誇らしげな顔が印象的でした。

「擬音楽器について」というテーマは、布袋に入れた束ねたモノを振って聞きなれない音を出し、どのようなモノから出ている音なのかを当てる内容でした。ダブルクリックなどが使われていました。最後は、楽器制作ワークショップで、「みんなでチャフチャスを作ろう」というテーマで行われました。20名の学生たちが参加してテーブルに置いてある様々なモノを使ってをチャフチャス制作し、それを持って輪になって演奏しました。

この後、会場の参加者からのQ&Aも行われました。

セミナーの締めは、kajiiによる演奏で曲は「kajiiの森」でした。クマーマが食琴で、創は森をイメージした打楽器で、学生たちが制作したチャフチャスも取り付けて演奏してくれました。森から生じる様々な音をイメージできる演奏でした。

満席の会場から大きな拍手でセミナーを予定通り終了しました。

開演前の満席のセミナー会場の様子 開演前の満席のセミナー会場の様子
自己紹介をする「kajii」のお二人(クマーマ<左>と創) 自己紹介をする「kajii」のお二人(クマーマ<左>と創)
「トルコ行進曲」の演奏をする「kajii」 「トルコ行進曲」の演奏をする「kajii」
同上、バケツを被っての演奏 同上、バケツを被っての演奏
ボウルに水を入れて、ドレミファソの音を作る3人の学生たち ボウルに水を入れて、ドレミファソの音を作る3人の学生たち
〝誰でもメロディー”の演奏の様子 〝誰でもメロディー”の演奏の様子
「きらきら星マシーン」で、茶碗を順番に叩き演奏する男子学生 「きらきら星マシーン」で、茶碗を順番に叩き演奏する男子学生
「擬音楽器について」というテーマで話をする二人 「擬音楽器について」というテーマで話をする二人
楽器制作ワークショップの様子 楽器制作ワークショップの様子
「kajiiの森」演奏 「kajiiの森」演奏