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「有松絞りまつり」にテキスタイルデザインコースの学生・卒業生が出品

2016年6月4日(土)、5日(日)の両日、名古屋市緑区有松で開催された「第32回有松絞りまつり」で、テキスタイルデザインコースの学生たちが作品の一般販売を行いました。これは、有松・鳴海絞りの伝統技法を活用し、生地の染めから作品販売までの工程を体験する産学連携授業の一環として行われているもので、デザイン学部特別客員教授の若林剛之氏のテキスタイルブランド「SOU・SOU」と有松絞りの伝統技法をいまに受け継ぐ「久野染工場」、「張正」の協力のもと、今年で6回目を迎えました。

学生たちが授業を通じて制作したオリジナルの手ぬぐいは、今年も祭り会場の一画に店を構える「張正」と「まり木綿」で販売されました。学生たちは一柄10枚を、熱心に接客しながら販売していました。初日の午前11時時点で、すでに1枚しか残っていない人気の柄もありました。会場を提供した「まり木綿」は、テキスタイルデザインコースの卒業生・村口実梨さんと伊藤木綿さんによる染めユニットで、新しい有松絞りの世界を楽しんでもらいたいと、ここ有松で制作と販売を行っています。手ぬぐいをはじめ、ワンピースや袋物など、板締め絞りに特化したカラフルでポップな染作品にはファンも多く、こちらも大変な賑わいをみせていました。

他にもこの「有松絞りまつり」には、本学の学生や卒業生らが多数参加しました。小塚邸・岡邸軒下前に設けられた、現代の暮らしに根ざした物作りを目指す作り手たちによるマーケット「A STOREHOUSE」では、知多木綿絞りのキッチンクロス、ハンカチ、ストールなどを販売する卒業生・泉奈穂さんの「samio」が出店。訪れたお客様に一品ずつ丁寧に説明しながら販売していました。また、株式会社スズサンが運営する「有松アトリエ」では、卒業生の池田麻理子さんと大橋真希さんが絞りの技法の1つである「縫い絞り」を使った商品を販売。大橋真希さんは「縫い絞り」の技法を修行中とのことでした。店内には、天然の色の優しさと伝統の絞りの力強さが調和した、高級感のある草木染による絞りのストールが販売されていました。さらに、絞会館近くの名古屋帽子協同組合のブースでは、4年生の伊藤茉南さん、大坪沙良さん、加藤 健さん、菅原美里さんらがデザインし、名古屋帽子協同組合が縫製して製品化された帽子が販売されていました。学生や卒業生たちのこれからの活躍に期待が高まります。

絞り祭りの会場は連日大勢のお客さんでにぎわっていました。

大勢のお客で混雑する絞り祭りの会場 大勢のお客で混雑する絞り祭りの会場
「張正」のお店。手ぬぐいが暖簾代わりに。 「張正」のお店。手ぬぐいが暖簾代わりに。
「張正」で販売を担当していた学生 「張正」で販売を担当していた学生
「まり木綿」のお店の横で手ぬぐいを販売する学生たち 「まり木綿」のお店の横で手ぬぐいを販売する学生たち
「まり木綿」のお二人(左:村口実梨さん、右:伊藤木綿さん) 「まり木綿」のお二人(左:村口実梨さん、右:伊藤木綿さん)
「染緒(samio)」の泉 奈穂さん 「染緒(samio)」の泉 奈穂さん
お気に入りの商品を手にもって見せる池田麻理子さん お気に入りの商品を手にもって見せる池田麻理子さん
卒業生の大橋真季さん(左)と、テキスタイルデザインコースの扇 千花教授(suzusanにて) 卒業生の大橋真季さん(左)と、テキスタイルデザインコースの扇 千花教授(suzusanにて)
学生たちがデザインし商品化された帽子 学生たちがデザインし商品化された帽子