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特別客員教授 野々田万照氏によるジャズポップスコース公開講座が行われました

2016年6月30日(木)、本学東キャンパス2号館の大アンサンブル室で、特別客員教授の野々田万照氏によるジャズポップスコース公開講座が行われました。

この公開講座は、マルチエンターテナー(サックス奏者、歌手、作・編曲家、マジシャン、MC、音楽・イベントプロデューサーetc.)である野々田万照氏のサックス演奏と歌やトークを織り交ぜた内容の特別講座で、本年度は今回と後期にも行われる予定となっています。

野々田万照氏は、196410月岐阜市生まれ。高校卒業と同時に上京、本多俊之氏に弟子入り。19才でプロデビュー。数々のサポートバンドを経て22才で『本多俊之ラジオクラブ』に参加。’94年、『高橋真梨子ヘンリーバンド』に加入。複数のアルバム、毎年の全国ツアーに参加。’95年、17人からなるラテンジャズビッグバンド『熱帯ジャズ楽団』に結成メンバーとして参加。現在までに、通算17枚のCD2枚のDVDをリリースしています。海外ミュージシャンとの共演も多く、グレッグ・ウォーカー、イザベル・アンテナ等の来日コンサートにも参加。ボビー・コードウェル、アントゥール・サンドバル、カート・エリング等と共演しています。’05年、名古屋芸術大学音楽学部ジャズ・ポップスコースの非常勤講師として、’06年より同大契約教授として’11年まで在籍。現住所を岐阜に持ちながらもジャンルを超えて全国的に活躍中です。

出演は、野々田万照氏(Sax)のほか、サポート役として、吉田大将氏(Bass)と荒川“B”琢哉氏(Perc.)が加わり3名でした。吉田大将氏と荒川“B”琢哉氏は二人とも本学の卒業生で特に、荒川“B”琢哉氏は在学中に野々田万照氏に出会ったことがプロミュージシャンを志すきっかけになった方です。

最初に、音楽学部の山田敏裕学部長より挨拶と野々田万照氏の紹介があり、公開講座がスタートしました。

まず、野々田万照氏から本日の予定と出演メンバーの紹介がありました。吉田大将氏と荒川“B”琢哉氏の二人が卒業生として会場の学生たちや来場者に紹介されました。そして、ジャズ音楽についての話「曲の途中でアドリブが入ることなどが特色」があり、早速、1曲目が演奏されました。サックスの力強い音色と、ベースの低音の響き、そして、パーカッションのリズミカルな打音が心地よいアンサンブルでした。曲名は「チキン」でした。演奏後はジャズ音楽の特色に関する解説と楽しさについての話しがありました。

この後は、しばらくトークの時間でした。「ミュージシャンになりたい人はいますか?」、「ミュージシャンになるには何が必要ですか」などを会場の参加者に質問しながら話が進みました。また、紅白歌合戦が行なわれるNHKホールについて、実際にはテレビで見るほど広くないことや、音楽業界の常識等について、昼も夜も「おはようございます」という挨拶をする理由など、時折、冗談を交えながら楽しいトークがありました。そして、一緒に出演している荒川“B”琢哉氏と吉田大将氏それぞれに、「名芸大に入った理由など」を質問しながら、自身は、大学には行かないで18才で上京したことなどを話し、前半の講座を終了しました。

 

休憩をはさんで後半は、「ムード歌謡」の話しで始まりました。「ムード歌謡って皆さん聞いたことがあると思いますが、知っていますか?例えば、『コモエスタ赤坂』とか『わかれても好きな人』とかいう歌ですが」ということで、ムード歌謡について解説されました。「演歌は原曲が民謡ですが、ムード歌謡の原曲はラテン音楽です」とのことで、自身がリードヴォーカルとしてリリースしている『お熱いのがお好きでしょう』を歌われました。ラテン調の軽快なリズムに乗って、良くとおる素晴らしい歌声が会場に響きました。

この後、本日2曲目として、ラテン音楽の名曲『Manbo in』が演奏されました。会場から盛大な拍手が送られていました。

演奏後は再びトークで、自身のプロフィールを振り返りながら、高校卒業後上京してから弟子入りし大変苦労したこと、22才のころは心労で激ヤセしていたことや、「ラジオクラブ」というバンドに3年間所属していたことなどの話しがありました。

そして、3曲目の演奏は、伊丹十三氏が監督して大ヒットした国税局査察部に勤務する女査察官を主人公にした映画『マルサの女』の主題曲でした。

この後も、「ラジオクラブ」や「ラテンジャズビッグバンド」に所属していたころの話しがありました。ご自身の経験から「ミュージシャンは、仕事は知人や友人を通じて入ってくることが多いので、様々な活動を通して知人や友人との関係作りが大切ですね」との話しで、本日の公開講座を終了しました。

山田敏裕音楽学部長の挨拶 山田敏裕音楽学部長の挨拶
特別客員教授の野々田万照氏(Sax) 特別客員教授の野々田万照氏(Sax)
吉田大将氏(Bass) 吉田大将氏(Bass)
荒川“B”琢哉氏(Perc.) 荒川“B”琢哉氏(Perc.)
演奏の様子 演奏の様子
出演者3名によるトークの様子 出演者3名によるトークの様子
ヴォーカルとして熱唱する野々田万照氏 ヴォーカルとして熱唱する野々田万照氏
演奏の様子2 演奏の様子2