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DICグラフィックスセミナーが開催されました

2016年9月29日(木)、西キャンパスB棟大講義室において、デザイン学部ヴィジュアルデザインコースの2・3年生を対象とした特別講義「DICグラフィックスセミナー」が開催されました。この講義は、ヴィジュアルデザインコースの3年生が毎年行っている「ナゴヤ展」を、今年度はDICグラフィックス株式会社と産学連携で実施することとなり、その関係で開講されたものです。

 

講師には、グループ会社のDICカラーデザイン株式会社から、企画制作本部のカラープランナー竹下友美氏が来学され、パワーポインを使っての解説講義が行われました。

テーマは、「DICカラーセミナー 色彩表現の基礎知識 パッケージ制作における色彩表現」でした。

講義の内容は、大きく3点に分かれ、

  色再現の基礎,

  色彩の表記方法、

  パッケージ制作における色彩表現、というものでした。

 

色再現の基礎では、まず色再現の原理について、光源色(色光による色再現)と物体色(色材による色再現)の違いについての説明があり、発色の仕組みと照明環境については、顔料と染料の発色の違いや光源の色を数値で表した色温度による見え方の違いなどが解説されました。

続いて色彩の表記方法では、色の表し方には色名による分類と表色系による分類があるとのことで、物体色の表示方法(マンセル表色系)と印刷の色彩表現(特色印刷/プロセス印刷)および、デジタルデバイスの色彩表現(RGB表色系)についての講義がありました。

3点目のパッケージ制作における色彩表現では、カラーコミュニケーションにおける課題や、パッケージデザインの展開例などが具体的に示されました。

カラーコミュニケーションにおける課題については、欧州旗の背景ブルーの色の違いや、素材による発色の違い、メタメリズム(条件等色)の影響などが挙げられました。また、パッケージデザインの展開例では、日本の伝統色を活用した商品展開やフランスや中国の伝統色につてのお話もありました。

 

最後は、表現の幅を広げる印刷技術や、DICと色彩の関わりなどのお話があり、この日の講義を終えました。

 

 

DICカラーデザイン株式会社企画制作本部カラープランナー竹下友美氏 DICカラーデザイン株式会社企画制作本部カラープランナー竹下友美氏

 

光源色と物体色 光源色と物体色

 

発色のしくみー顔料と染料ー 発色のしくみー顔料と染料ー

 

i色の表し方 i色の表し方

 

色名による分類 色名による分類

 

素材による発色の違い

 

日本の伝統色を活用した用品展開