NEWS & TOPICS

テキスタイルデザインコースの2年生が「デザイン実技Ⅱ-Ⅰ」の授業で、羊の毛刈りを体験しました

2014年4月10日(木)西キャンパスのクローバー広場で、デザイン学部テキスタイルデザインコースの2年生が、「デザイン実技Ⅱ-Ⅰ(繊維素材)」の授業で、羊の毛刈りを体験しました。 「デザイン実技Ⅱ-Ⅰ(繊維素材)」は、様々な繊維素材を知り、それらを扱うテクニックを知ることにより、体系的にテキスタイルの世界を理解することを目的としています。 繊維素材の性質を理解するために、素材を実際に扱いながら、繊維を糸や布、立体物に構成する技術を学びます。植物繊維を平面や立体に構成するペーパーメイキング、動物繊維を平面や立体に構成するフェルトメイキングを通して、素材が変化する過程を体験します。 羊の毛刈りは、毛糸や原毛などの動物繊維素材がどのような工程で出来ているか、その原点を体験的に学ぶことで、素材に対する意識や興味を高めるために行っています。 この日は、岐阜県加茂郡白川町の宮本牧場から連れてこられた羊を、宮本千賀子さんの指導を受けながら、2年生全員で毛刈り体験しました。 毛刈りをした羊は、父親がチェビオット、母親がジャコブの雌1才で、表面は濃い茶色の毛でしたが、中は黒い毛で覆われていました。両足で挟んで羊を暴れないように静止させ、大きな鋏を使って体(皮膚)を傷つけないように丁寧に刈っていきました。学生たちが体験したのは、刈り易い背中の毛の部分でしたが、それでも、慣れない手つきで毛を刈ることもあって、途中で羊が動いたりして、皮膚を切りそうになるなど大変な一幕もありました。 この授業で刈った羊の毛は、フェルトメイキングによる作品制作に使うほか、洗毛・染色・ほぐし・カード・糸紡ぎを一連の流れで体験し、糸の成り立ちや構造を学ぶために使用されます。 毛刈りの終了後は、テキスタイル工房の前の広場で、洗毛の体験をしました。羊毛用の洗剤(5~10%)に一晩つけておいた毛を、ぬるま湯の中でほぐしながら洗い、毛についた汚れや臭いを取り除く作業です。想像以上に簡単に汚れが落ち、きれいになることに学生たちは驚いているようでした。 こうして、この日の体験授業を無事に終了しました。