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<広告表現論> グラフィックデザイナー山崎 晃氏による特別講座が行われました

2014年4月24日(木)、西キャンパスでデザイン学部の「広告表現論」が開催されました。広告表現論は、広告やその周辺領域で、顕著な活動を行う制作者やディレクター、プロデューサーなどを招き、その制作活動の紹介から、実際の制作現場で求められるスキルなどについて講義をしていただく特別講座です。経験豊富なプロからアドバイスが受けられるまたとない機会といえるでしょう。 今回は、今回は、東海地域で広告全般、Webサイトの制作など広く手がけるデザイン事務所「山崎デザイン事務所」の代表取締役で、グラフィックデザイナーの山崎 晃氏に講師を務めていただきました。山崎氏は、1975年に山崎デザイン事務所を設立。朝日広告賞部門賞(82年)、第5回新聞広告賞(85年)、全国カタログ・ポスター展銀賞(90年)などを受賞。日本グラフィックデザイナー協会や日本漫画家協会、中部クリエイターズクラブなどに加盟して、各種振興にも尽力されています。 講義では、グラフィックデザイナーとして携わった、新聞・雑誌広告、ポスターや書籍装丁などの作品紹介をはじめ、広告デザインの制作プロセスや具体的な制作手法、ディレクションからアイデアの創出方法まで、幅広いテーマでレクチャーをいただきました。中でもイラストを使った作品の解説では、制作のポイントや受注を増やすためのテクニックなど、イラストレータとしての顔を持つ山崎氏ならではの貴重なお話といえます。 また、受講者に就職活動を控えた学生が多いことから、「デザインの知識を活かすのは、なにもデザイナーに限ったことではありません。広告には、頼む人(クライアント)と頼まれる人(広告代理店やデザイン事務所)がいて、どちらにもデザインの知識や経験が必要です。例えば、自治体や会社などが広告を依頼する際、その担当者にもディレクション能力が求められます。自分のスタイルを持ってデザイナーとして手を動かすか、発注者としてクリエイティブな力を発揮するかは、どちらに向いているかにもよりますが、まずはしっかりと自分自身の適性を見極めることが大切です。」と山崎氏はアドバイスしました。このメッセージは、デザインをベースにした仕事環境は幅広く、求められる人材も多種多様だということを改めて理解する機会として、学生たちの心に響いたに違いありません。 そんな学生たちに「大変な就職活動を経て、やっとデザインやクリエイティブな仕事に就いたにも関わらず、『イメージしていた仕事ではなかった……。』とあっさり辞めてしまう人が最近目立ちます。仕事内容についての不理解で離職することはとても残念なことです。まずはしっかりと希望する職種や企業の研究を行い、自身の特性や適性を踏まえたうえで、その会社で実現したい世界を明確にすることが重要です。長く仕事が続けられるよう心がけてください。」と、期待を込めたエールを送り、この講義を終えられました。