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有松絞りまつりにテキスタイルコースの学生・卒業生が参加しました

201467日(土)、8日(日)に開催された「第30回有松絞りまつり」で、テキスタイルデザインコースの学生たちが作品の販売を行いました。今年で4年目を迎えたこの取り組みは、有松・鳴海絞りの伝統技法で手ぬぐいを染め、その作品を自ら販売するまでの工程をプログラムにした授業「布の制作とその活用」の一環です。デザイン学部特別客員教授の若林剛之氏のオリジナルテキスタイルブランド「SOUSOU」と有松・鳴海絞りの伝統技法をいまに受け継ぐ染工房「張正」さん、「久野染工場」さんのご協力により行われています。

 

4年生の学生たちは、自ら染めたカラー染めと藍染めの手ぬぐい2作品を、張正さん、久野染工場さんそれぞれの店舗をお借りして販売しました。色の濃淡やにじみ、線の強弱、模様のバランスにこだわり、苦労して仕上げた思い出深い作品だけに、接客の際にも自然と熱い思いが込み上げてきて、熱のこもった商品説明をしていました。自ら販売することで、直接お客さんから作品評価を聞くことができ、これからの創作活動にきっとプラスとなることでしょう。

 

また、この有松絞りまつりでは、卒業生の作品展示・販売も行なわれました。SOUSOUプロデュースで久野染工場さんからデビューした38期卒業の伊藤木綿さん、村口実梨さんの染めユニット「まり木綿」は、新しい有松絞りの世界を楽しんでもらいたいと、ここ有松で店舗を構え、制作と販売を行っています。手ぬぐいをはじめ、ワンピースや袋物など、板締め絞りに特化したカラフルでポップな染作品は、身に着けやすく使いやすさに工夫が凝らされ、伝統と新しさに溢れています。

 

一方、35期卒業の泉 奈穂さんによる染色ブランド「染緒」は、クリエイターズショップや商業施設でのグループ展などを中心に作品を販売しています。今回は有松絞りの“帽子絞り”や“ほたる絞り”といった技法を使ったかわいい水玉模様のハンカチやクロスなどキッチンウェアを中心にした品揃えで女性から人気を博していました。

 

現役学生・卒業生ともども、これからの活躍に期待が高まります。

テキスタイルデザインコースの学生たち テキスタイルデザインコースの学生たち お客さんにもテキパキと対応 「まり木綿」のお二人。左から伊藤木綿さん、村口実梨さん

「染緒」の泉 奈穂さん(左)と販売サポートの同期卒の野上さん 「染緒」の泉 奈穂さん(左)と販売サポートの同期卒の野上さん