よくあるご質問 芸術教養領域

リベラルアーツって何ですか?
リベラルアーツとは、社会で生きるための基礎として、職業などに関わらず誰もが身につけているべきとされる知識・学問のことです。現代の日本の大学においては、人文科学・自然科学・社会科学などの「学問」に関わる基礎科目のみを指す傾向がありますが、中世ヨーロッパでは、ここに図学や音楽などの「芸術」的要素も含まれていました。芸術教養領域リベラルアーツコースでは、この考えに基づき、芸術も含めた幅広い知識をリベラルアーツと捉えています。芸術的な感性と社会で必須の教養の両方を身につけ、将来どのような道に進んだときにも礎となってくれる力を育みたいと考えています。
なぜ芸大で教養を学ぶのですか?
前項にあるように、一般に教養というと、語学力や、哲学・歴史などの「学問」に関わる知識のみを指すと捉えられがちです。芸術教養領域リベラルアーツコースでは、芸術全般に関する知識・デザイン力や、制作過程に対する理解、芸術的感性なども含めて教養であると考えています。そのため、芸術を専門とする学生とともに、設備や教授陣に恵まれた芸術大学で学ぶことこそが、芸術も含めた幅広い教養を身につける場にふさわしいと考えています。
芸術教養領域の特徴はどのようですか?
前項にあるように、芸術と一般教養の両方を幅広く学べることが一番の特徴です。それは主に5つのリテラシー(ヴィジュアル・サウンド・英語・日本語・情報のリテラシー)と広範な知識です。この力を十分に活用するには、自分が置かれた場で何が求められているか、問題をどうすれば解決できるか、そのために周囲の人とどのように協力すればよいのか、などを考える思考力が必要です。1、2年次のリテラシー科目や全学共通科目で、芸術と学問に関する様々なスキルと知識を身につけると同時に、「プロジェクト」「ゼミ」などの少人数授業で、それらのスキルや知識を道具として用いるための思考力やコミュニケーション力を身につけてください。
リテラシーって何ですか?
リテラシーとは、様々な情報を読み取り、理解し、自分でも発信し、活用する力のことです。一般的には、日本語や英語などの言語を使いこなす力のことを指しますが、芸術教養領域リベラルアーツコースでは、より幅広く5つのリテラシー(ヴィジュアル・サウンド・英語・日本語・情報のリテラシー)を扱います。英語・日本語・情報(主にコンピューターを介した情報活用)のリテラシーに関しては、一般の文系大学でも学ぶことができますが、芸術大学ならではのリテラシーとして、写真・絵画・画像・映像などのヴィジュアルと、音や音楽などのサウンドを読み取り活用する力も扱っているのが本コースの特徴です。
どのような入試がありますか?
大きく分けて、AO、超領域(全学合同)、推薦、自己推薦、A日程/B日程、センター利用(前期/後期)の6つがあります。社会人のための入試も行っています。
AO入試と超領域入試は、レクチャーと調査に基づきレポートを仕上げるワンデイワークが中心。推薦、自己推薦入試は自己推薦書に基づいた面接が中心。
A日程/B日程入試は、本学で個別試験を受ける入試型(一般入試型)、センター試験の科目も一部利用する入試型(センタープラス型)、TOEICやTOEFL、英検などの英語外部試験を利用する入試型(英語外部試験型)がありますが、いずれも、英語・国語・小論文の学科試験が中心となります。いくつかの入試型を併願することも可能です。
センター利用入試は、センター試験の英語・国語・その他高得点科目で判定するため、本学に受験のため訪れる必要はありません。
上記全ての入試に関し、芸術の実技試験は一切ありません。
入試のポイントは何ですか?
前半のAO・超領域(全学合同)・自己推薦入試では、調査し、考え、発表する力を重視します。そのため、教員によるレクチャーに基づき、自分で書籍やインターネットで調査を行い、レポートにまとめる試験(AO)や、自分が興味関心を持っていることについて論じてもらう自己推薦書と面接を行う試験(自己推薦)を行います。物事に対し自分なりの視点を持ち、自分の意見をわかりやすく伝えることがポイントです。
超領域はAOと似ており、レクチャーに基づき博物館など通常の試験会場ではない場で調査を行い、レポートにまとめプレゼンテーションと面接を行います。
後半のA日程/B日程・センター利用入試では、英語と日本語の基礎力を測ります。今後大学で学んでいくための基礎的な言語能力があることがポイントです。
いずれの試験においても、芸術の実技試験は一切ありません。ヴィジュアルやサウンドリテラシーに関する実技能力は、入学後の授業で基礎から学ぶことができます。
芸術教養の入試や内容について、もっと知るにはどうしたらいいですか?
オープンキャンパスやオープンレクチャーなどで入試相談コーナーを開いています。また学外では、高校での出前授業や、ポートメッセで行われるクリエーターズマーケットへのブース出展、カフェでの「リベラルアーツサロン」なども行っています。その他、ご連絡くだされば、日時を調整し、教職員が直接お話しします。連絡先はこちら
学費はどのようですか?
芸術教養領域では、いくつかの理由から、芸術学部の他の領域に比べて授業料や実習費を抑えています。詳しくはこちらをご覧ください。
奨学金の制度はありますか?
名古屋芸術大学には、日本学生支援機構による奨学金制度はもちろんのこと、大学独自のさまざまな奨学金があります。留学生学費減免制度、社会人学費減免制度、経済的理由による学費減免制度、緊急奨学金制度、兄弟姉妹学費減免制度、親子入学金免除奨学金制度などです。詳しくはこちらをご覧ください。
加えて、超領域入試またはA日程入試で非常に優秀な成績をもって合格した学生を特待生とし、入学金を除く初年度の学費を全て免除する制度もあります。詳しくは各入試の募集要項をご覧ください。
キャンパスはどちらですか?
音楽領域、人間発達学部と同じ、東キャンパスがメインです。ただし、美術・デザイン系の授業を西キャンパスで開くこともあります。移動には両キャンパス間を行き来するスクールバスを利用できます。
大学や教室を見学することはできますか?
事前に連絡をしてくだされば、日時調整をし、できる限り対応します。連絡先はこちら
また「芸術教養のオープンキャンパスはいつですか?」にあるように、大学を外部に開く行事(オープンキャンパス)でも見学できます。また学内外でのオープンレクチャーでも、大学でおこなわれている授業の一端を体験できます。
大学では何を学ぶのですか?
芸術教養領域リベラルアーツコースでは、芸術・文化を理解し、世界を知る、教養あるジェネラリスト教育の理念のもとに、問題発見・解決能力、コミュニケーション力、コーディネート力、プレゼンテーション力、そしてグローバルな活動力を身につけます。そのために、ヴィジュアルとサウンド、英語と日本語、そして情報のリテラシーを修得し、少人数ゼミとプロジェクト授業、多彩なゲストによる特別講義を通して、現代社会の課題に取り組み、時代をこえて活躍する力を学びます。
どんな授業がありますか?
「領域共通/領域展開科目」では、ヴィジュアル・サウンド・英語・日本語・情報の5つのリテラシーを身につける科目を中心に、それらを組み合わせた応用授業や、より専門的なテーマを追求する「セミナー」が開かれます。
「一般科目」では、一般教養に関わる幅広い科目の中から、興味関心に合った科目を選択することができます。例えば、「人類生存のための教養」は多様な専門性をもつ教員のオムニバス授業で、教養は単なる「知識」ではなく、社会で活躍するため、あるいは生きていくため、なくてはならない「力」であることを学びます。
「横断科目」では、他の学部・領域の専門(音楽・美術・デザイン・保育・教育)に関わる科目も履修できます。
「海外研修」について教えてください
「海外研修」は、見知らぬ都市において、美術館やアートイベントを訪ね、街を歩いて文化にふれ、見聞をひろめるための授業です。参加者は、現地で見聞きし、インターネットを使って調査しながら、互いに情報交換し、訪れた国や地域の歴史と現代への理解を深めます。多様な視点を得ることを通して、世界と日本について考える機会とします。
行き先は主にヨーロッパを予定しています。2017年度は、ヴェネツィアというラテン文化の都市と、ゲルマン文化のミュンスターに滞在する予定です。二つの都市では、世界的なアートフェスティバルがこの夏に開かれています。また、それぞれの街から、隣国のオランダとスロヴェニアに、日帰りで訪ねる予定です。ヨーロッパの四つの街並み、言語、文化を体験し、国際感覚を身につけ、教養への研さんを積みます。
期間は12日間程度ですが、参加費など詳しくは授業時にお伝えします。
なおこの授業は選択科目なので、受講は自由です。
「異文化体験」について教えてください
「異文化体験」は、生まれ育った地域とは異なる文化を知り、視野を広げ、思考力を高め、独創的な発想を生み出す基盤とするための授業です。海外もしくは国内の特定地域に赴き、博物館施設など当地の様々な文化施設を見学します。また当地の文化を反映する事物、例えば建築物、人々のしぐさや行動、服装・髪型といった身体文化や、市場や小売店の商品の種類やその配置などの物質的文化などから、各学生が自らテーマを決め、観察・調査し、その結果を分析したものを報告・発表します。
授業は3泊4日の調査旅行と事前事後学修の形式です。参加費は交通費と宿泊費、食費です。なおこの授業は選択科目なので、受講は自由です。
実技の授業はどれくらい受けられますか?
芸術教養領域の領域共通科目である「ヴィジュアルリテラシー」「サウンドリテラシー」をはじめ、それらの展開授業(領域展開科目)として、「ムービー制作」「インターメディア表現」「ビジュアルプログラミング」「身体と言葉の表現」などが開講され、それらは実技科目です。また音楽、美術、デザインの各領域が、「横断科目」「専門共通」として開講する、演奏、写真、映像、絵画、彫刻、版画、書道、立体造形など、多くの授業を時間割の許す限りで受講できます。
どんな資格が取れますか?
取得可能なのは、「学芸員資格」「レクリエーション・インストラクター資格」「社会福祉主事任用資格」の3つです。教員免許は取れません。また、TOEIC対策講座、Illustrator・Photoshop講座など、資格取得をサポートする講座が多く開かれています。
就職先のイメージはどのようですか?

芸術教養領域が育てるのは、芸術家ではありません。
近年、芸術大学を卒業した後、一般企業などで活躍する人が増えてきました。そこでは情報や言語を使いこなし、多様な文化を理解する力、すなわち教養が求められます。一方、芸術大学という空気の中で醸成される経験的な知、芸術の発想、デザイン力も求められるようになっています。
その両方を学び、これまでにない複眼的な思考とコミュニケーション力を身につけた卒業生の活躍の場は、多彩に広がるでしょう。具体的には、下のような職業・就職先をイメージしています。

一般企業の総合職や企画・広報担当、広告会社、IT関係、コミュニケーター、プロジェクトコーディネーター、シンクタンク、コンサルタント、NPO/NGO、公務員、プロデューサー、ディレクター、ファシリテーター、コーディネーター、アントレプレナー(起業家)

インターンシップはありますか?
一般科目の授業として「インターンシップ」が開講されています。事前研修で準備した後、企業や団体で一定時間仕事をし、卒業に必要な単位の一部として認められます。
芸術教養のオープンキャンパスはいつですか?

2017年度の予定は次の通りです。
6月10日(土)、7月16日(日)、8月19日(土)、9月30日(土)、10月29日(日)*芸祭と同時開催のミニ・オープンキャンパス、12月23日(土)、3月3日(土)

詳細はオープンキャンパスのページをご覧ください。

入試に関するご相談・学校見学のお問い合わせ

リベラルアーツ インフォメーションセンター[芸術教養領域]
〒481-8503 愛知県北名古屋市熊之庄古井281番
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E-mail:nua_la@nua.ac.jp