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4/14(金) テキスタイルデザインコースの3年生が「デザイン実技Ⅲ-Ⅰ」の授業で、羊の毛刈りを体験しました

2017年4月14日(金)西キャンパスのクローバー広場で、デザイン学部テキスタイルデザインコースの3年生が、「デザイン実技(羊毛の紡ぎ~織り~仕上げ加工)」の授業で、羊の毛刈りを体験しました。

この日毛刈りの対象となった羊は、岐阜県関市の「ふるさと農園美の関」から連れてこられた羊で、ふさふさとした立派な毛をまとったチュビオットとコリデールの交配種の5歳でした。

最初に、飼い主の丸岡圭一氏から羊の毛刈りに関する簡単な説明がありました。この後、丸岡氏の指導を受けながら、3年生全員が毛刈り体験をしました。大勢のギャラリーが取り囲む中、丸岡氏が羊の首を両足で挟んで暴れないように静止させ、毛を刈る位置などを指示して学生の毛刈りを手助けしました。

学生たちが体験したのは、刈り易い背中の毛の部分でした。ハサミで一人ずつ指定された箇所の毛刈りにチャレンジしました。それでも、慣れない手つきで毛を刈ることもあって、途中で羊が動いたりして、びっくりする場面もありました。

こうして、一通り、学生たちの毛刈り体験が終了した後、最後に、丸岡氏が電動鋏を使って首からお腹、お尻にかけて全ての毛を刈り落とし、毛刈りが終了しました。

毛を刈り取られた羊は、最初の印象とは打って変わって弱々しく小さくみえました。それでも、元気に草を食べていました。

 

毛刈りの終了後は、山口奈美氏(トレモロ)の指導により染色工房で洗毛の体験をしました。

同じ羊の毛でもその部位によって毛の良し悪しがあり、一番良い毛が取れるのはショルダーの部位で、ネックやお尻の部位はフェルト化していたり、ゴミが多くあってゴワゴワした白髪っぽい毛だそうです。そこで、まず、学生全員で、ゴミを取り除き汚れのひどい箇所の毛を取り分けるスカーティングという作業をしました。この後、羊毛用の洗剤(モノゲン液3~10%)につけた毛を、ぬるま湯の中でほぐしながら洗い、毛についた汚れや臭いを取り除く作業を体験しました。

想像以上に簡単に汚れが落ち、きれいになることに学生たちは驚いているようでした。 こうして、この日の体験授業を無事に終了しました。
この授業で刈った羊の毛は、洗毛〜カーディング〜糸紡ぎ〜織り〜仕上げ加工を一連の流れで体験し、原毛から糸の成り立ちや布の構造を学ぶために使用されます。

 

学生たちに羊の毛刈りについて説明する丸岡圭一氏(左)

学生たちに羊の毛刈りについて説明する丸岡圭一氏(左)

毛刈りにチャレンジする学生

毛刈りにチャレンジする学生

同上

同上

同上

同上

電動鋏ですべての毛が刈り取られました

電動鋏ですべての毛が刈り取られました

毛が無くなって小さく見える羊

毛が無くなって小さく見える羊

刈り取った毛の部位ごとに違いを説明する山口奈美氏(中央)

刈り取った毛の部位ごとに違いを説明する山口奈美氏(中央)

全員でスカーティング作業

全員でスカーティング作業

同上

同上

洗剤に浸して染毛を体験しました

洗剤に浸して染毛を体験しました