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芸術教養領域リベラルアーツコースの授業「異文化体験」について

 >  芸術教養領域リベラルアーツコースの授業「異文化体験」では、野外民族博物館リトルワールド、昭和日常博物館、名古屋市美術館(「異郷のモダニズム満洲写真全史」展)と大須観音・大須商店街を日帰りで観察しました。最後に二泊三日で世界遺産で国宝の姫路城とその周辺を訪れました。この時は「青春18きっぷ」を用い、鉄道オタク文化の一端にも触れました。
>  授業は基本的に、調査、考察、口頭発表、教員によるレクチャーで構成されています。これらを通じ、学生は自身の住む町、住んできた地域と観察した場所との差異と共通点を分析していくようになりました。
>  泊まり掛けの姫路は大掛かりな調査とレクチャーを行いました。姫路城は「白鷺城」の名で象徴される美しさだけではなく、戦時下の姫路空襲でも消失を免れ、市民の復興意欲を喚起しました。姫路は瀬戸内の播州灘に近く、海運と漁業でも豊かだった城下町の姿が戦災復興後も残され、観光地としてのアピールも盛んです。授業では姫路城のみならず、観光客をどのように誘致しているかを知るために「のこぎり横丁」などの観光スポット、そして普通の姫路市民の暮らしが見える観光客が着目しない場所も観察し、調査をしてもらいました。学生それぞれが、アイスクリームの自販機のお客と買ったもの、ご当地マンホール、姫路市民のスカートの丈の長さ、駅におけるタクシーの降車客、などユニークな視点で調査したことと考察したことを発表しました。
>  授業全体を通じ、学生は世界各地の文化の一端に触れ、高尚な文化から低俗とされる文化、文化の時代変化などを学修しました。

姫路市内で観察されたものの一つ。方言を活用したもの。 >

姫路市内で観察されたものの一つ。方言を活用したもの。
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