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テキスタイルコース、中嶋すみれさん、平光瞬さんが、パリ Institut Français de la Modeの学生とコラボレーションしました

本学芸術学部 デザイン領域テキスタイルコース4年生の中嶋すみれさん、平光瞬さんが、
パリ Institut Français de la Mode(IFM)の学生とコラボレーションし、
本学学生がデザインした生地を使いガーメントを作成しました。

Institut Français de la Modeは、
フランス産業省から認可されるテキスタイル・モード・ラグジュアリーブランド産業の高等専門学校で、
すでに大学で学士や修士を納めている学生、
またはモード界で職業経験のある生徒が入学対象となっているレベルの高い学校です。

卒業生の多くがハイブランドで職を得るような
フランス屈指のファッションエリート校とされています。

去年度客員教授の齋藤統、宮浦晋哉両氏のご尽力によって、
このコラボレーションは実現しました。


コラボレーションをやってみたいという希望者を募り、
デザインの好みなどからマッチングが行われ、2組の学生が選ばれました。

Institut Français de la Modeのデザイナー志望の学生からイメージを受け取り、
それを基に実現可能なことや提案を盛り込みすり合わせを行う方法でテキスタイルのデザインが始まりました。

やりとりはメールやビデオチャットを活用し、
文字通り身振り手振りを交えて意思疎通を行いました。

打ち合わせを重ねることで、英語力も向上していったといいます。

「最初にイメージが来て、提案が欲しいといわれ考えました。
 何を提案していいのかわからず手探りでした。
 自分から提案していくことで、双方の考えブラッシュアップされ形になっていきました。
 できた生地は、動物の毛皮をイメージしていて、密度を高めることに気を使いました」(平光)

「宇宙のイメージが来まして、いろんなパターンの中から、好みの色味のものを選んで作りました。
 グラデーションが織機の技術的にも難しくはじめのイメージ通りにはできず、
 そのことを伝えるのが大変でした」(中嶋)

生地の制作には、尾州産地(有)カナーレの足立聖氏にご協力いただきました。
学生らは、デザインを決定するまで一宮の工場へ何度も足を運び、
相談を重ねて生地の制作に入りました。

「これまでは自分の作品を作るということで自分だけで完結していましたが、
 ファッションデザイナーとテキスタイルデザイナーという立場で、
 考えや知識の違いがわかりました。
 服という形になったときにどう見せるか、
 自分が何をすべきなのか意識できたことがとても良い経験になりました」(平光)

「こちらが当たり前と思っているテキスタイルの知識がファッションデザイナーにはなく、
 そうしたことを伝えていくのが大変でした。
 最終的に、お互いのできること生かし、
 納得できるものができあがったことが良かったです」(中嶋)

縫製の技術も素晴らしくとても完成度の高い作品になっています。
完成した生地、服は西キャンパスA&Dセンターで行われる
素材展7/26〜7/31にてご覧いただくことができます。


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中嶋すみれさん(左)と、平光瞬さん(右)のテキスタイルが使われた作品

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中嶋すみれさんが制作したテキスタイルは、技術的に難しいグラデーションの織りが特徴

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中嶋すみれさんとIFMのJun LIAOとのコラボ作品

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平光瞬さんが制作したテキスタイルは「獣の毛皮」がイメージ

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平光瞬さんとIFMのMarou Baranとのコラボ

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中嶋すみれさん

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平光瞬さん

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去年度客員教授の齋藤統氏と、IFM の Hans de Foer先生

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IFMの授業風景