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テキスタイルデザインコース3年生が「尾張名古屋の職人展」ファッションショーに出演しました。

2019年10月19日(土)
「衣・食・住・生活」に関わる職人が一堂に会し、
職人の「技」を紹介するイベント「第35回 尾張名古屋の職人展」が
名古屋市栄のオアシス21にて開催されました。

その中で、本学デザイン領域テキスタイルデザインコース3年生の14名が、
本学で学んだ技術を生かして、生地を染め、織り、デザインした帽子を身につけ、
ファッションショーに出演しました。

テキスタイルデザインコースでは、
有松絞り産地 尾州毛織物産地など、伝統産業の技術力と学生のアイデアを融合し、
地域産業の活性化を目指しています。

名古屋帽子共同組合とは、
毎年「尾張名古屋の職人展」でコラボレーションしており、
今年で7年目になりました。

学生の新鮮なデザイン力と、
職人の熟練された技術が交じり合い、
世の中にはない帽子をこの毎年お届けしています。

学生たちが考えた今年のテーマは「エモい」

「エモい」とは気持ちが動いて感情が動かされた状態の事を言います。
心がときめいた時、懐かしいと思った時、自分の感情を表したい時に、
こんな帽子を被ってみるのはいかがでしょうか?というコンセプトのもと、
学生一人ひとりがイメージを膨らませてデザインし、布を染め、織りました。

それを職人の熟練した縫製技術により、世界に一つの帽子が作られます。

ファッションショーでは、

学生自身がデザインした帽子を身に付け、舞台に上がり、

ランウェイを歩きました。

大好きなものを身につけて、
ワクワクドキドキと心をおどらす様子を帽子で表現したものから、
大切な思い出を込めて作った帽子など、
言葉にできない自分の気持ちを帽子で表現した学生らしい自由でユニークな作品が披露され、
観客を楽しませていました。

挨拶に立ったテキスタイルコース教授の扇先生からは、

「最初に「エモい」というテーマを学生から聞いた時は驚いたものの、

それぞれの学生が心を揺り動かされた感情をもとに、
アイデアを出しデザインするというとても良いテーマになった。」と話されました。

ショーの出演後、
3年生の野川玲奈さんと正木里歩さんにお話を伺うと
野川さんは

「帽子の生地をコツコツ時間をかけて手織りして作ったので、
 時間がとてもかかりました。
 このようなファッションショーは初めてだったので緊張したのですが、
 家族が見にきてくれて喜んでもらえたので、達成感があります。」と語りました。


また、正木さんはショーを終え、

「この帽子のリボンは、5,6メートルのリボンを一気に染めたのですが、
 なかなか綺麗なグラデーションにならず、
 何度も染め直してイメージの色を作りました。
 ショーは初めての経験で、もっと緊張するかなと思ったのですが、
 応援の声に勇気付けられて楽しくリラックスしてできました。」と笑顔を見せていました。

「尾張名古屋の職人展」は10月18~20日の3日間行われており、

その間、名古屋帽子協同組合ではブース出店、帽子の即売も行われました。

ブースでは、これまでの本学卒業生とのコラボレーションで

商品化された帽子も販売されており、多くの人で賑わっていました。

01

女の子が好きなスイーツをキャップと組み合わせた

平織り
野川玲奈 「フワップ」                  

02
雪球で遊んだ思い出がモチーフ

平織り
畭絵美里「スノーボール」

03

祖父のミカン畑をイメージして制作

草木染め
今泉典子 「思い出のミカン畑」


04
言葉にできない状態を真っ白な帽子で表現

市川椋子「胸いっぱいのカスミ草」


05
欲望を帽子を表現した

ぼかし染め
正木里歩 「欲帽子


06
大きなツノを持つ羊がモチーフ

紙漉き
明珍和香「羊の子」


07
スピーチするテキスタイルコース教授の扇先生


08

ショーが終わり、皆で記念撮影


09

学生がデザインした帽子も販売されていました