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テキスタイルデザインコース 有松絞り手ぬぐいブランドプロジェクト 特別客員教授 村瀬弘行氏による授業 最終まとめ

テキスタイルデザインコース「有松絞り手ぬぐいブランドプロジェクト」は、
学生が有松絞り産地で技術を学び、オリジナルデザインの手ぬぐいをデザイン、生産し、
毎年6月に行われる「有松絞りまつり」の会場で販売するというプロジェクト。

単に手ぬぐいを生産販売するだけでなく、手ぬぐいをブランド化し、
コンセプトを考え実際に販売する店舗をプロデュースする授業です。

2019年12月26日(木)、
特別客員教授 (株)SUZUSAN クリエイティブ・ディレクター 村瀬弘行氏をお招きして、
これまでに準備した商品を実際に販売する店舗の形式で陳列し、
最終的なチェックを行いました。

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学生らは、「ochanoko お茶の子」と
「Que Sera,Sera ケセラセラ」という2つのグループに分かれブランドにあった商品を構成し、
机を販売ブースに見立てて商品を陳列。

販売時、お客さまに見せるブランドコンセプトを書いたパネル、
商品の梱包、買った商品を入れるショッパー(紙袋)、
学生が当日身につけて接客するコスチュームなどを準備。
文字どおり、実際に販売する状況を用意しました。

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コスチュームは商品となる手ぬぐいをアレンジして制作されており、
お客さまに手ぬぐいの活用方法の提案を兼ねていたり、
ショッパーには窓が切り取られており
買った商品が見え持って歩くお客さんに宣伝してもらう作りになっていたりと、
随所に工夫が凝らされています。
それらを村瀬氏に見てもらい、講評をいただきました。

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「お客さんは欲しいものが明確でない場合が多く、
 販売するということは、それを手伝い欲しているものを明らかにすること」と村瀬氏は説明し、
ものを作りそれをお客さんに渡すことまでが仕事であるものの、
その後の使い方やその商品を使うことでどんなふうに生活がかわるか、
お客さんにイメージさせることが重要と話します。

学生らのコスチュームは、具体的な手ぬぐいの活用方法にもなっておりとても良い、
おそらくお客さんにコスチュームの作り方を聞かれるだろうから、
作り方のメモを用意して当日配布できるようにしておけば効果が高いと、意見をいただきました。

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総評としてどちらのグループも出し合ったアイデアがよくまとめられ
想定したコンセプトを意識したものができあがっている、
初めに考えた想定される顧客(バーチャルカスタマー)に近い人が
きっと買いに来てくれるはず、と評価をいただきました。

村瀬氏から、参考になるようにSUZUSANのフライヤーやパンフレットが提示され、
学生らは手にとってデザインや紙質などを確認し、
今後の自分たちの作品や販売に反映できないか思案しているようでした。

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講義の後半は、村瀬氏の最後の授業として、
学生らと意見交換を行いました。授業の感想や学生それぞれの夢や目標について、
ざっくばらんに談話することになりました。

会社や組織に入り、グループで活動する場合でも、
自分の得意なところを見つけ、自分の役割を見つける、
そうした中で自分の意見を持つことがとても大事なことと話し、
学生たちは真剣に聞き入っていました。

制作された手ぬぐいは、
6月に行われる「有松絞りまつり」にて、
学生らがプロデュースした店舗で販売されます。
学生らは、手作りのコスチュームで参加します。ぜひ、ご来店下さい。

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「ochanoko」「ケセラセラ」それぞれの販売ブースを想定した提案

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村瀬弘行氏の講義の様子