お知らせ

2020年8月2日（日）～9月27日（日）、
岐阜県池田町の極小美術館にて、
メタル&ジュエリーデザインコース准教授 米山より子氏の個展が開催されています。

極小美術館は、濃尾平野最西端、水の都 大垣市の隣町に位置する小さな美術館。
これまでにも吉野手漉き和紙を使い、水にまつわる作品を制作してきた米山氏と符合するような土地柄です。

今回の作品名は、「地下水 -Groundwater-」。

やはり吉野和紙を使った作品で、普段は意識しない、
けれども見えないところで激しく動いている地下水をテーマとした作品です。

大きく渦を巻く様子が、吉野和紙数百枚で表現されています。

今年の豪雨の激しさを思い起こさせると同時に、
水が柔らかく流れる部分もあり、多面的な作品です。

壁には平安時代に作られたと伝わる「あめつちの詞」があしらわれ、
人と自然の関係について考えさせられます。

会期：2020年8月2日（日）～9月27日（日）
場所：Contemporary Art 極小美術館　（http://www.kyokushou-museo.com/）