人間発達学部2年生の授業「基礎演習」で幼稚園園外活動補助体験(年少児編)レポート
2017.10.27
レポート
1年生の授業科目、「入門演習」では附属クリエ幼稚園の園児たちと遊ぶ体験をします。
2年生の授業科目、「基礎演習」では、幼稚園や保育園での実習を経験していきます。
この授業内では、より保育体験を積むことを目的に、本学附属クリエ幼稚園のミニ遠足の補助体験活動を行っています。
そこで、まずは年少児編の様子をレポートします。

年少児は、幼稚園から歩いて20分ほどの神社に行って、ドングリに拾いをしに出かけました。
2つのクラスに2つのゼミの学生が入って、2~3人の年少児と一緒に手をつないで神社との往復の道を安全に歩いて行きました。
「ここでは右見て、左見て、OK! では、手を上げて渡りますよ」
「階段では1つ1つ下をよく確かめて歩いてね」
と、よく気付いて声掛けしています。背の高い学生は腰を屈めて歩いていました。途中で転んで泣いてしまう子がいると、機嫌が直るまで抱きかかえている学生もいました。
さて、神社に着くと、年少さんたちはさっそくドングリ拾いです。中にはいっぱいとって持ちきれないからと、学生に「持ってて」と気軽に頼む年少さんもいました。しかし、どの学生も温かく受け入れていました。
「ここにキノコがはえてる!」
「バッタがいた!」
「ダンゴムシ!」
「あっ、カエルもいた!」
と、ドングリ以外にもたくさん発見する年少さんたち。虫の苦手な学生もいますが、
「すごい!」
と一緒になって発見を喜んでいました。
秋の好天気。沢山のドングリの収穫、色々な小動物との出合い、道すがらではコンバインでの稲刈りの様子も見られるなど、園内では味わえない自然の面白さを存分に味わっていた年少児さんたち。これも学生達の支援の成果です。
「さよなら」の時には、ハイタッチしたり、甘えて抱き着いたりしている年少児さんたちもいました。学生達もとてもいい表情でよく頑張りました。