2012.7.21 晩餐会プロジェクト始動

今年から特別客員教授として
クリエイティブユニットgraf代表 服部滋樹さんにお越しいただくことになった。



この日は特別講義が行われ、
大講義室には様々な学年やコースの学生が集まり、grafの成り立ちから活動紹介、
デザインに対する熱意のこもったお話を受けて、皆真剣に耳を傾けていた。



講義も終わりに近づき、いよいよ今年のプロジェクト内容の発表。
服部さんがおっしゃったのは、

〈この地域にあるもので晩餐会をデザインしよう〉

地域に住む人や暮らしの営み、
そこから生まれた知恵なども含む、この土地にあるものすべてを資源と考え、
新たな価値を見出したりそれらをつなぎあわせたりといった仕組みを、
晩餐会という共有できる時間をつくることで
デザインすることを試みる。

まずはこの地域に「あるもの」と「ないもの」を探る周辺調査から始めようとのことだった。
その場で2つの班に分かれ、「あるもの班」は大学やその周辺地域にあるものを見つけ、
晩餐会にどう活かすのかを考える。
「ないもの班」は晩餐会実現のために必要だけれども、
今はないものを見つけ、どう補うかを考える。
講義後、早速、晩餐会には必要不可欠な料理の食材をゼロから自分たちで育てるために
貸して頂く畑へと向かった。
大学から真っすぐにのびる田んぼ道を進んだところにその畑はあり、
貸して頂く井上さんと初対面。
今後、この畑の管理と野菜の育て方を指導していただくこととなる。
最後にはメンバー全員で円陣を組み、いよいよこの日からプロジェクトが動き出した。



服部さんの呼びかけで集まったのは、学年もコースも違う様々な学生たち。
今回はプロジェクトメンバーたちの初の顔合わせということで、
みんなも少し緊張している様子。
でもそんな緊張も、関西弁交じりの親しみやすいしゃべり方にすぐに解消されたようで、
服部さんのお話に時折笑顔を見せる学生も大勢いました。
そんな中で、服部さんをはじめgrafの方々が、一つの方向にとらわれることなく
様々な方面に活動していることを知り、
みんなが今回のプロジェクトに対する期待に胸を躍らせているようでした。
そして、ついに服部さんが一言。
「この地域にあるもので晩餐会をデザインしよう。」
さっそく班分けが行われ、これからの活動や調査について話をすることに。
晩餐会で使う食材も、大学周辺で調達できるものということで、
ないものはこの土地で作ろうということになりました。
そして、なんと私たち学生も畑を作ることに!!デザイン学部の学生が畑を作る…。
きっと貴重な経験になるだろうと、
どきどきわくわくさせられっぱなしのプロジェクト初日でした。

(デザイン科1年/植地春実)

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