2012.10.19 アイデンティティー完成

この日、土と人のデザインプロジェクトの象徴となるロゴマークが完成した。
地域調査を続けるメンバーとは別に動いていたヴィジュアル班が、
プロジェクトの意義を理解しやすくするために考案したものだ。 
イメージとしては
「円陣を組む人の輪」「元気よく育つ野菜」「小さなダイヤの指輪」の3つ。
ここから色や形を作り上げていった。
これが、今後プロジェクトの様々なシーンで展開していくアイデンティティーとなる。

アイデンティティーを制作するグラフィックメンバーは1年生3人と3年生3人からなり、
地域調査を続けるメンバーと情報を共有しながら制作していくことになりました。



私にとって初めての大きなプロジェクトへの参加に加え、
そこで班のリーダーとなり、1年生と3年生のメンバーをまとめるということにも期待と不安を感じながら、
アイデンティティー制作は進んでいきました。
まずはプロジェクトメンバーみんなから集まったキーワードを元にとにかく案を出し。
手探りながらも学年の垣根を超えて、アイディアを共有し、
そこからまた新たなアイデアを出していく毎日は、大変ながらもとてもワクワクしました。
そして、他のメンバーとも共有し精度を高めていくという作業の繰り返しで完成に近づけていきました。
完成までの間は、先ほどワクワクしたとはいったものの、なかなかまとまらず、行き詰まってしまう時もありました。
そんな時は、地域調査や畑、きたなごの里での作業を自ら体験してヒントを得たり、
先生からもアドバイスをいただいたりして、完成することが出来ました。

グラフィックの担当だからといって、ただ制作をしていれば良いのではなく、
実際に自分が体験することで、何を伝えたいのか・何を伝えるべきなのかが分かり、
体験したときの空気感みたいなものを落とし込めるというとこは、発見でもあり
とても心地よかったです。そして何よりその体験自体がとっても楽しいものでした。

完成したアイデンティティーは、
人のつながりを表す「円陣を組む人の輪」、
ゼロから初め、実際の体験から感じた「元気よく育つ野菜」、
そして晩餐会自体が「小さなダイヤの指輪」のような存在であること。
この3つが重なりあい完成しました。



このアイデンティティーは当時の自分たちが出来る限りの力で作りあげたもので、
晩餐会のあらゆる場面でまとめる軸となっていきました。
ダイヤは原石をカット、研磨して初めて皆さんが認識している光り輝くダイヤとなりますが、
私たちが行なってきた
話し合い・地域調査・農作・班ごとの作業・晩餐会当日までの一連の活動が、
原石からダイヤ、そして小さなダイヤの指輪になる事と同じだと感じました。
活動の全てが「小さなダイヤの指輪」を作る行程であり、
この晩餐会プロジェクトのイメージにぴったりだったのだと感じる事が出来ました。

(ヴィジュアルデザインコース3年 / 鈴木明子)

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