2012.12.1 服部さん・紫牟田さん対談



アートラボあいちでの展覧会講評を終えた日の夜、
服部滋樹さんと紫牟田伸子さんによる対談がおこなわれた。
紫牟田さんは、美術出版社『デザインの現場』『BT/美術手帖』で編集に携わり、
日本デザインセンターではチーフプロデューサーを務めるなど、様々な場面で活躍している方だ。



現在はそのノウハウを活かし、社会や地域に作用するデザインをめざし、
ブランディングやコミュニケーションのプロデュースを行っている。
プロジェクトの過程を見てきた服部さんと地方におけるデザインに積極的な紫牟田さんのお話は、
晩餐会を終えて間もないメンバーにとって非常に興味深い内容だった。
特に今回のプロジェクトについて、
「周囲から見ればとりとめのないようなことでも
そこにはたくさんのストーリーが詰まっていて、それは新しい価値の創り方ではないか」
という見解は、私たちの晩餐会の価値を再確認させてくれるものだった。



晩餐会までの準備期間はもちろん、当日もあっと言う間に時間が流れていた中で、
改めて自分たちが
地域のみなさんと作り上げた「晩餐会」というものを振り返ることが出来たのがこの機会でした。
このプロジェクトが始まった当初に想像していた華やかな晩餐会とは明らかに違い、
晩餐会を一からつくるとは?また、この土地で行う晩餐会とは何か?という問いかけを
ひとりひとりが考え、その答えを探し続けてきたことが最後にこの形にたどり着いたのだと思います。
そんな、いままでの過程を思い出し、みなさんの会話や笑顔を思い出しながら、
自分たちだけでなく地域のみなさんも、
この晩餐会を楽しんでくれていたことに喜びを感じ、
そしてまたここから、新たな繋がりがスタートしていくのだと感じました。

(テキスタイルコース2年/ 田畑 知著)

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