キャンパス・施設・図書館

西キャンパスインタビュー(セラミック工房)

大学概要キャンパス・施設・図書館

窯から作品を取り出したとき、
学生の顔がパッと輝きます。

工房担当技術員

木曽 志真雄

焼きものにはさまざまな種類や技法があり、自分の思うような作品を作るためには、多様な道具・材料・設備が必要になります。それらすべてが揃っているのが、セラミック工房です。そしてアート作品であれ、生活に密着したプロダクトデザインの作品であれ、自分の思うような作品を作りあげるテクニックについてサポートしています。
授業での課題制作はもちろん、授業以外でも毎日のように学生がやってきます。美術学部の学生はろくろ、手びねり、ひもづくりなどの技法で制作したり、または自分の作品に合った釉薬を作るなどもしています。
デザイン学部の学生では、石こうで原型の制作、型取り、土の調合などの工程があります。それら全般について、学生の作りたいモノに沿うようなかたちで、道具の使い方、作り方をアドバイスします。もちろん、他の専攻の学生もいつでも出入り自由ですから、声をかけてもらえば、作品づくりの相談に乗っています。

作品が焼き上がったときの学生の喜ぶ顔を見ると、私も嬉しくなってしまいます。中でも、実際に自分で使えるもの、たとえば茶碗やコーヒーカップなどを作ったときは、特に喜んでいますね。私自身も、自分が最初に作った作品が窯から出てきたとき感動したことを覚えているので、ひとしおです。茶碗やカップが完成すると、学生と一緒にお茶を飲むこともあります。実際に使い心地を感じることはとても大事なことです。
私は工房にきて20年です。以前はプロダクトデザイナーでしたが、今は自宅でろくろを回して作品を作っています。デザインから手作りまで、一通りやってきたので、学生にいろいろアドバイスできるのではないかと思います。
焼きものの技術は20年前とあまり変化はありませんが、最近は、焼きものの世界では女性作家が活躍しています。焼きものがおしゃれなイメージになったなと感じます。

最初、学生は作ったらすぐに焼けると思っているものです。しかし、小さなものでも2週間位はかかります。土が相手なので、自然のものを使わせてもらっているという気持ちで、慌てず取り組むように言っています。土を触ることで、心がほぐれてきますよ。
周囲の人から、一度も怒ったことがないのでは?と言われるので、厳しくしなければと思っています(笑)。工房は皆で使う場所なので、使用後はきれいに掃除をすることは基本です。次に使う人への気配りが大切です。テクニックだけではなく、社会生活に必要なルールも伝えていきたいです。

学生の声

木曽さんは、素材についてもデザインについても経験が豊富なので、いろいろな相談に乗ってくれます。いつでも気軽に分からないことを聞くことができて助かっています。

西キャンパストップ