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西キャンパスインタビュー(クレイ・プラスチック工房)

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工房に来て、
いろいろな素材を体験して下さい

工房担当技術員

松本 博仁

クレイ・プラスチック工房は、多くの素材を扱い学生のアイデアを適材適所に用いてモデルの制作を行っています。素材としてクレイ(工業用粘土)・硬質発泡ウレタン・発泡スチロ―ル・プラスチック系(アクリル・塩ビ・PET板など)木材・金属とあらゆる材料を使います。学生自身が考案したアイデアをどのようにモデルにしていくのか、材料選び、道具の選定、道具の使い方・制作手順・モデ ルの仕上げ方などを技術員が必要に応じてアドバイスしながら完成させていきます。

素材が多種類のため、設備も多種で帯鋸盤・ボール盤・木工旋盤やパイプを曲げるベンダー類・溶接機器・プラスチックの成形に真空成型機・クレイを温めるオーブンそして、モデルの仕上げに塗装ブースが備わっています。素材のうち、クレイは自動車メーカーがモデル制作時に使用する工業用粘土で、主にカーデザインを志す学生が使用しています。クレイを使って造形の基本や、カーデザインスケッチからスケールモデルを制作するために、断面プレート・木芯の作成からクレイ盛り・粗削り・仕上げる一連の工程を教えています。クレイはカーデザインだけでは無くモデル制作前の仮モデルとしても利用できますので、どなたでも利用して下さい。

工房では、前述のとおり多くの素材を扱っているため、つくるモデルも様々です。ゆえに、つくるためにはどんな素材をどのように構成すべきかが、綺麗に早く完成する鍵となります。そのためには、学生との話し合いが重要で、学生はデザインの意図や図面、更に縮小模型などがあれば早く内容の把握ができ、こちらも、そのデザインに適した素材や作り方を提供できます。工房で制作するうえでこれらのことを意識して訪ねて下さい。試行錯誤して作成したモデルが、レビューや卒展などに飾られたのを見ると、それまでの経過を知る者としてとても嬉しく思います。

私はクレイ・プラスチック工房に来て5年目になります。家具関係のデザイン事務所を経て自動車メーカーに入り、4輪のモデラーとしてCADデータの作成からクレイモデルの造形業務でスケールモデルから原寸のモデルの制作に携わりました。入社当時はまだCADやNC加工が始まった頃で、特にCADは今に比べると線一本作成するのに時間を要したのを覚えています。これらの経験で培った技術や情報を学生が制作するモデルに生かしたいと思います。

学生生活の4年間は長いようで短く、あっという間に過ぎてしまいます。1年生だからといって遠慮せず工房に遊びに来て下さい。工房は名芸の特徴であり卒業制作までに多くの工房を訪れ、経験を積み技術のスキルアップをはかり集大成の作品に挑むことを望みます。

学生の声

松本さんはとても面倒見が良く、細かいところまで指摘してもらえるので、覚え甲斐があります。中学や高校の先生のようにとても身近な存在で、いろいろ声をかけてくれるのも嬉しいです。

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