特集

同じ絵なのに、
国によって
違うものになる!?

2019.06.26

いきなりですが、こちらの絵をご覧ください。
これは何の絵でしょうか?
少しだけ考えてみてください。

いかがでしたか。きっと、ほとんどの⼈が湖や池の絵だ、と答えたと思います。でも、この絵をアメリカの⼈に⾒せると⿂の絵、と答えるのです。
えっと思ったかもしれませんが、ミシガン州⽴⼤学の研究結果で明らかになっていて、アメリカ⼈は全体より個々を重視し、⽇本⼈は個々より全体を重視するからではないかと⾔われています。

⽇本画と⻄洋画がまったく別のものなのも、ものの⾒え⽅が違うからではないかと⾔われています。例えば、⽇本画は平⾯に描かれることが多いのに対して、⻄洋画は画⾯の奥に向かって遠近がありますよね。⽇本⼈は平⾯から空間を感じることができ、⻄洋画が⼊ってきたことで、遠近が⽣まれたという説もあります。⽂化が違うと、絵の捉え⽅もまったく別のものになるのです。

この例に限らず、⽂化によって芸術は変わります。でも、その違いがオリジナリティとなります。実際に⽇本⼈らしさを活かしたアートで世界から認められている⼈もたくさんいますし、それがアーティストとして成功するための近道と捉えている⼈もいます。
つまり、⽇本の中で⽇本らしさを表現するより、はじめから海外に出ていき、そこで評価を受けて⽇本に帰ってくるということです。どうしても海外の⽅がアートの市場が⼤きいので、認められるチャンスは多くなります。

だからこそ、将来の選択肢として早いうちから世界に⽬を向けるのは⼤切なことだと思います。そうやって視野を広く持てるかどうかで、きっと⼤学⽣活も⼤きく変わるはずです。名古屋芸⼤のWorldeaを活⽤して、世界で通⽤するチカラをぜひ⾝につけてください。
参照元 : Seamless Social、io9(英⽂)

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