特集
本物の「就職力」が身につく、
芸術系大学の学び。
2019.11.13
芸術系大学への進学は就職が難しいのでは…?そんな話を聞いたことはありませんか?「芸術系大学」=「芸術家を目指す人が進学する大学」という公式は、かつては存在していたかも…知れません。でも今は異なります。芸術的知識や芸術的スキルを丹念に身につけ、それらを活かすべく一般企業への就職を目指す人もたくさん進学しています。むしろ他の学部学科へ進学するよりも、芸術系大学で身につけることができる能力が就職活動で大いに役立っているという声さえもあがっています。
芸術大学の学生は、夢や好きなものに向きあう中で、想像力や表現力に限らず、さまざまな「チ・カ・ラ」を身につけることができます。そして、それはまさに現代社会で求められている能力なのです。絵を描くことや音楽を奏でることなどに懸命に取り組んできた「継続力」。苦しい場面が続いても、投げ出すことなくやり遂げてきた「忍耐力」。作品の制作や楽器演奏の際に養われていく「集中力」。そして、自分自身や周りの評価と向き合ってきた時間。これらのチカラは、さまざまな業種に就いても共通して求められ、活かすことのできるものばかりです。
加えて、音楽系を学ぶ人であれば、指導の実践の経験から目上の人への接し方や礼儀作法が、ステージ演奏の経験から人前での堂々とした振る舞いやチームワークの大切さなどが、それぞれ備わっていたりします。また、美術系を学ぶ人であれば、自分の作品を他の人に紹介するプレゼンテーションやセルフプロモーションの能力が養われていることでしょう。このように、芸術系大学における「学び」は、社会人に求められる力であるにもかかわらず、他の学部学科ではなかなか身につけるきっかけが少ないチカラをごく普通に身につけることができるのです。
そして名古屋芸術大学には、そんなチカラがよくわかるworldeaプロジェクト「キャリアセクション」が設けられており、自分の進路の見つけ方、社会への発信の仕方をしっかり身につけることができます。一般企業をはじめ、どんな職種を目指していくべきか、そしてどのような社会人になっていきたいのか…入学後、名古屋芸術大学の教職員とともに自分の将来像を考えていきましょう。