NUA-STUDENT
池田裕夏(いけだ ゆか)
美術学部
洋画1コース 4年
やっぱり 絵って面白い
(洋画1コースでは、伝統的な西洋絵画をふまえ自然観察を通して具象表現を追究、2コースでは、現代美術における表現の多様性に対し幅広い視野・価値観を備え自己表現できる人材を育成)。
そうですね。でも高校は普通科の高校へ行っていたんです。勉強しなきゃって思っていまして。ですから高校時代は絵から離れていて、大学も椙山女学園大学の国際コミュニケーション学部表現文化学科というとこへ入って。で、名古屋芸大へは3年生からの編入なんです。
椙山は4年生までいって卒業しています。大学時代、サークルに入っていなかったので代わりに何か好きなことをやりたいなと、近くの絵画教室で習い始めたんです。そうしたら、やっぱり面白くて。油絵はやったことなかったですし、デッサンとかも……、それで、もっと学びたいと思って編入しました。
驚くってほどではないですけど、ちょっとだけ「えっ!」みたいなのはあったかも。でも、中学や小学生の頃から絵が好きだったことを知っていますので「自分で行くならいいよ」って。学費は奨学金と基本的には自分で……、多少は援助してもらっていますけどね。
すごくみんな優しい! 先生方も親切なので、やりたいことができるというか、協力していただけるし、すごく良いと思います。友達とは、絵のことを話しますね、やっぱり。友達といっても、絵のことは先輩なので……、何使ってるとか、どういうふうに描くのとか、教えてもらっています。先生には、3年生のとき裸婦を描きたくて、彫塑のクラスにモデルさんが来るので彫塑の先生にお願いして協力していただいたんですよ。彫塑のクラスに混ざって自分だけ絵を描いていました。それができたこととかよかったですよ。
そうです。まず、自分で聞かなきゃダメかなと思って、彫塑の先生にお願いに行って了承をいただいてから、洋画の先生に確認を取ったのでスムーズにできました。裸婦を、クロッキーじゃなくて、長い時間かけて描くことができたのでよかったです。
人物です。もともと人が好きだから、その人のいいとことか、特徴とかも掘り下げて描いていきたいと思っています。