人間発達学部3年生の教育実習レポート
2017.10.20
レポート
本学人間発達学部子ども発達学科では、現在、教員を目指す3年生たちが、地元の幼稚園や学校で教育実習をしています。
毎日、教員と同じように出勤し、担当していただく実習先の先生と一緒に行動して教員の1日を体験したり、保育・授業を参観してそのイメージをしっかり見て学んでいます。

参観実習を積み重ねていくと、いよいよ自分で「指導案」を立てて、1コマ、さらには1日実際に「先生」となって指導に当たっていきます。
写真の学生は、幼稚園年中組の子どもたちに、紙とストローで作る飛行機の制作の指導に挑みました。
一斉活動に入る前に、幼児が戸惑わないように、テーブルに置くもの、幼児に配る紙には目印もつけてありました。用意は万端でした。
さて、いよいよ幼児達に制作の説明をします。優しくはっきりとした声、分かりやすいテンポで説明しました。幼児には長い話は禁物です。短く1つ1つ「できたかな?」と確認しながら、次の説明をしていました。
「できた!」・・・説明が分かりやすかったから、幼児達も戸惑わずに作り上げていました。
それでも、みんながみんなすぐにできるわけではありません。子どもの目線に腰をかがめて、分からないで困っている子を見つけては支援もしていました。
幼児達は完成したものを早速飛ばしに行って大喜びでした。
さて、「先生」となっての実習後は、担当の先生や訪問した大学教員から助言もしてもらいます。
「とっても分かりやすくて楽しめていたね」と褒められることもあれば、「ここの説明はこうした方がよかったよ」、「指導案には説明することばも書き入れておくといいよ」とアドバイスもしてもらいます。
このような助言を参考に、また「先生」の経験を積み上げていくのです。
頑張れ、実習生!