人間発達学部 授業レポート「保育内容演習 環境」ネイチャーゲームで五感を磨く
2017.11.11
レポート
人間発達学部 授業科目、「保育内容演習 環境」のレポートです。
幼児達は屋外に出ると、五感をフルに働かせて様々なものに関心を示します。それは、目に留まったものであり、音や匂いであったりします。
そこで、「保育内容演習 環境」の授業の中で、五感を研ぎ澄ましていく自然体験あそび「ネイチャーゲーム」を行いました。
こちらの写真の姿は居眠りではありません。1分間目を閉じて感じたことや聴こえた音をことば表現しようとしているところです。
「体でピン!」・・・1分間目を綴じて感じたことを書き出してみよう。
「ハンター」・・・1分間目を綴じて聞こえてきた音そのものをことばにして書き出してみよう。
このような課題が出され、1分後に1人1人カードに書き出したら、グループの中で紹介し合います。自分の感じなかったこと、聴き取れなかった音なども紹介されて、一層五感を研ぎ澄まそうと意欲的になっていきます。この写真は顔を突き合わせて紹介し合っている様子です。
こちらの写真は、こうしてことばにしたものを授業通信としてまとめたものです。60人で出し合うと、こんなにも豊かに自然を多角的に感じ、ことで豊かに表現していけるのです。
この他にも
「お空の写真館」・・・雲を見上げて何を連想したかを書き出してみよう。
「落し物名探偵」・・・うつ伏せになった状態の草地で何が見えたか書き出してみよう。
にも取り組みたかったのですが、今年は条件が整わず残念でした。
最後の「見いつけた!」では、グループごとにテーマを決めて(例えば「ピンクのもの見つけ」「冬のもの見つけ」「大きな葉っぱ見つけ」など)探し回り、またグループごとに集まっては、誰のものが一番テーマに相応しいものとして見つけたのかを選びます。
このように、自然を味わう楽しさを実感し、保育に生かせるようにしていきます。
◎こちらの授業の担当教員の鎌倉准教授の授業通信、「HK通信」はこちらをご覧ください。
(PDFでご覧いただけます。)
→HK通信⑦