名古屋芸術大学×中部文具工業協同組合 産学協同課題 「文具デザインプロジェクト」
2018.06.26
デザイン領域
2018年6月13日(水)、西キャンパスU棟において、
「中部文具工業協同組合」に所属する企業4社をお招きし、
本学デザイン領域 の学生との間で進められる
産学連携活動「文具デザインプロジェクト」の課題テーマが、
各企業より学生達に伝えられました。

本学は2010年から地元企業との産学連携ワークショップを行っており、
過去には企業の商品化まで進んだものもあります。
2016年に、このプロジェクトから産まれた企画がシャチハタ株式会社より
「手洗い練習スタンプ おててポン」という商品として発売されました。
この商品は子どもの手のひらに「ばいきん」スタンプを押し、
落ちるまで石けんで手を洗うことで、
楽しく手洗いの練習をサポートするアイデア商品で、
現在も販売されています。
(シャチハタ株式会社ホームページより)
このプロジェクトは、学生が実践的な商品開発に関わることができ、
企業も既成の概念にとらわれない学生の発想を取り入れることができる試みとして、
毎年続いています。
今回お招きした企業は
・シャチハタ株式会社・株式会社馬印・株式会社デビカ・森松株式会社 の4社で、
各企業の担当者より学生に課題テーマが伝えられました。

大学生が使いたいと思う筆記用具、
リビング学習が捗るような道具や、
家に起きたいと思うコミュニケーションボード、
女性が抵抗なく持つ事ができる防犯ブザーなど、
12個の様々な課題が伝えられました。

企業に企画をプレゼンテーションを行う8月1日に向け、
学生たちは真剣な表情で、聞き入っていました。
どんなアイデアが生まれるか
発表が楽しみです。