2018年7月29日 みんなが芸大生になる日「一日芸大生」を開催しました
2018.08.01
デザイン領域
2018年7月29日(日)
夏休みの恒例行事「一日芸大生」を開催しました。

「一日芸大生」は、
小学生から参加することのできる体験講座で、
本学の設備・施設を利用して創作活動を行い、
芸大生になった気分でキャンパスライフを体験していただく催しです。
大型台風12号の接近により、開催が危ぶまれましたが、
朝には雨もやみ、無事開催する事ができました。
美術領域、デザイン領域、合わせて14の講座が設けられ、
受講者はそれぞれの講座で、思う存分創作に励みました。
会場となった西キャンパスには、
始業時間に合わせて子どもたちや保護者の皆さんが集い、
付が始まると同時に、多くの参加者が受付ブースに集まりました。

10時からの入学式は、美術領域はB棟大講義室、
デザイン領域はG棟207教室で行われました。

始めにデザイン領域主任 駒井先生より挨拶があり、
「デザインというものは、誰かのために考えて創作することですが、
今日は、自分のために、誰かのためならばその誰かが喜ぶことを考えて作ってみて下さい。」
との言葉がありました。
引き続き、各講座の担当講師とチューターの紹介、
スケジュールの説明が行われ、
参加者は受講コースごとに別れて教室に移動しました。

授業の合間のランチタイムは、
講座ごとに学生食堂の席に着き、
おしゃべりを楽しみながらの昼食となりました。

緊張気味だった参加者たちも、この頃にはすっかり仲良くなり、和やかな雰囲気となり、
講師やチューターから大学のことや授業の話を聞くなど、楽しいランチタイムを過ごしました。
午後1時30分からは、保護者の皆さんを対象にした見学ツアーが開催され、
担当講師による大学の説明や制作現場の見学が行われました。
暑い中の移動となりましたが、講師の話に熱心に耳を傾けたり、
教室の隅に置いてある学生たちの作品に感心する姿が見受けられました。
午後の授業になると制作にも慣れてきて、
参加者たちは一層集中して制作に没頭していました。
各講座ごとの授業風景です。
イラストレーションコース 「絵本制作」
ライフスタイルデザインコース 「昆虫のデザイン」
インダストリアルデザインコース 「プロダクトデザイン入門」
メタル&ジュエリーデザインコース 「時計制作」
テキスタイルデザインコース 「布のデザイン」
洋画コース 「絵画」
アートクリエイターコース(陶芸)「陶芸」
スペースデザインコース 「イスのデザインと制作」
アートクリエイターコース(ガラス)「ガラスアート」
アートクリエイターコース(彫刻)「彫刻」
アートクリエイターコース(版画)「紙版画」
日本画コース 「透かし絵」
メディアデザインコース 「アニメーション制作」
アートクリエイターコース(コミュニケーションアート)「紙の立体作品」
授業の終了後には、この日に制作した作品などを持ち寄り
卒業式が行われました。
それぞれ、作品を誇らしそうに手にしている姿が印象的でした。

各コースからの実施報告の後、参加者全員に卒業証書が手渡され、
一日芸大生は終了となりました。
来年の一日芸大生にもぜひご参加ください。