【卒業生の活躍!】美術学部 絵画科卒業生の梅津さん作画の「カラクリBOOKS『岡田菊次郎物語』」のイラスト原画が、安城市に寄贈されました
2017.09.07
トピックス
本学美術学部 絵画科(現:芸術学部 美術領域 洋画コース)2004年 卒業生の梅津諭さん作画の「カラクリBOOKS『岡田菊次郎物語』のイラスト原画」が、安城市に寄贈されました。
梅津さんは、現在アーティスト(絵描き)として、新潟県糸魚川市の「糸魚川ジオパーク匠の里創生事業」に賛同され、移住し、ご活躍されています。
また、2013年から「カラクリBOOKS」という団体に、イラストレーターとして協力されていました。
「カラクリBOOKS」は、各地域に伝わる民話を電子書籍化してシリーズ提供する活動を行っています。
カラクリBOOKSの発起人の方の故郷である愛知県三河地方は、小学校など公的な教育機関と連携した制作活動の実績も多数あります。
◎「カラクリBOOKS」のURLはこちら
2016年に安城市からの依頼で、安城市にゆかりのある、岡田菊次郎の"岡田菊次郎物語"というアプリ制作に梅津さんが関わることとなりました。
岡田菊次郎は安城市出身の政治家で、安城町に愛知県立農林学校(現・愛知県立安城農林高校)や愛知県農事試験場などの施設を誘致し、町内の道路整備を進めました。明治用水などの水利事業にも関わり、「用水の神様」と呼ばれました。「安城市名誉市民」の称号も得ています。
安城のまちの発展に大きく貢献した岡田菊次郎は、「岡菊」の愛称で親しまれています。
(Wikipediaより)
今回、安城市から「カラクリBOOKS」への依頼内容は、岡田菊次郎氏のソフト開発でした。
梅津さんはソフト内のイラストを担当されました。
岡田菊次郎が、誰にでも親しめるキャラクターとして愛らしく、生き生きとした人物として描かれています。
精緻な透明水彩イラスト原画の魅力を鑑賞しながら、岡田菊次郎の生涯や功績を学ぶことができます。
2018年7月、梅津さんよりイラストの原画が安城市に寄贈されました。
イラスト原画は、安城市図書館アンフォーレ本館2階 安城資料コーナーで、7月20日(金)~8月31日(金)まで展示されました。
◎「安城市図書館」のURLはこちら
→http://www.library.city.anjo.aichi.jp/event/okadakikujiroutenn.html
2018年9月からは、「まちのえき岡菊苑」(安城市朝日町)で展示されます。
◎「まちのえき岡菊苑」のURLはこちら
→http://www.machi-anjo.jp/archives/1112
みなさまお誘い合わせの上、ぜひご覧ください。
■作家プロフィール■
◎梅津 諭
愛知県一宮市生まれ。名古屋芸術大学 美術学部絵画科卒業。
2017年糸魚川ジオパーク匠の里創生事業第1号アーティストとして、新潟県糸魚川市に移住。
同年から国外での活動もスタートし、祝いや絆などをテーマとした人物を多く手がけている。絵を通じて人が幸せになり、役に立つことを信念に活動中。
糸魚川駅北大火の復興へもイラスト分野で協力。
◎主な表彰歴
2017 仏 サロン・デ・ボ・ザール2017 審査員賞
2014 ISCA minicon in NAGOYA 作品部門2位 総合9位
2011 ISCA minicon in OSAKA the MOST FANNY AWARD 2位