2020年7月25日 来場型ミニオープンキャンパスを実施しました。
2020.07.29
トピックス
2020年7月25日(土)、
今年度、2度目となる来場型ミニオープンキャンパスを実施しました。
今年度のオープンキャンパスは、
新型コロナウイルス感染予防のため、
オンラインとWebサイトを中心に行われており、
例年実施してきました来場型オープンキャンパスは
規模を縮小し完全予約制にて実施しています。
※オンラインによる個別相談、ガイダンス等についてはこちら
密を避けるよう広くスペースを使い、
一度に多くの人が集まらないよう注意しながらの開催ですが、
それでも学校の実際の雰囲気を感じたり、
個別のレッスンを受けたいと希望する多くの高校生に参加していただきました。
今回のミニオープンキャンパスでは、
東キャンパスで音楽領域、芸術教養領域、子ども発達学科、
西キャンパスで美術領域、デザイン領域、
そして来年度から新設される舞台芸術領域の説明が行われました。
受付カウンターでは消毒液と非接触型の体温計が用意され消毒と検温を行い、
さらにマスクの着用をお願いしての来場となります。
すべてのプログラムは予約制であり、
Webサイトから予約をお願いしていたもので、
受付で申し込みを確認し
それぞれの説明会場所へスタッフに誘導され案内される形です。
受付に並ぶ場合も十分に距離を取れるよう配慮しましたが、
来場者のご協力もあり混乱なく円滑に進行することができました。
午前10:00から、各学科、領域の全体説明会で、
それぞれに分かれて教室で説明を行いました。
席の間隔を空けて着席し聞いていただきました。
全体の説明会の後は、それぞれ領域の体験講座に参加したり、
工房を見学したり、個別レッスンを受講したりとなります。
オンラインだけでは伝わりにくい部分を
じっくり見ていただけるように考慮しました。
特に注意したのが、音楽領域と子ども発達学科の個別レッスン。
とりわけ管楽器では感染防止のためアクリル板のパーティションを立て、
講師と受講生が向かい合わせにならないように注意しながらの実施となりました。
従来のような文字通りの手取り足取りというわけにはいきませんが、
それでも直接指導を受けることで得られるものがあったのではないかと思います。
また、今回、西キャンパスで行われた舞台芸術領域の説明会には、
多くの来場者に訪れていただき感謝申し上げます。
(前回、6月27日のミニオープンキャンパスでは東キャンパスで説明会を実施)
多くの質問が寄せられるなど関心の高さがうかがえ、
講師一同、来春の開設に向けて準備を進めております。ご期待下さい。
今回のミニオープンキャンパスでは、
一般社団法人 大学イノベーション研究所 所長 山内太地氏をお招きし
「大学と人生の選び方 -芸大編-」という演目で、講演していただきました。
保護者向けの講演会ですが、大学選びとその後の仕事について、
高校生にもよくわかる内容と話し方でとても有意義なものでした。
豊富なデータと理解しやすい例を挙げながらの講演で1時間では足りないほど。
これからの時代、とりわけコロナ後の世界では、
「言われたことをやる」のではなく「現状を改善できる人」の時代になり、
言われたことをやる「就職」の時代から、
自分で仕事を作り出す「創職」の時代になった、と説明します。
「音楽や美術、演劇で食べていけるはずがない」というのは「就職」の時代の発想で、
芸術大学で専門性を身につけ自分で仕事を作り出すことが今後は重要。
狭い範囲の技能だけを教える専門学校と異なり、
幅広く会社全体や社会のことまでを考える
視野の広い教育が受けられることが大学の魅力と、
芸術大学の特長を説明しました。
その上で、アドミッションポリシー(受験)、カリキュラムポリシー(教育内容)、
ディプロマポリシー(卒業後の進路)をしっかりと読んで、
自分の求める大学を選んで欲しいといいます。
自分のやりたいことがわからなくても
ボーダレスな学びの中で見つけられる、
また、自分がやりたいことよりも社会に求められること、
自分にできることを考えていけばいいと、
進路に迷う親子にアドバイスをいただきました。
このほか、オープンキャンパスでは
教員、入試課による相談コーナーが設けられ、個別に相談を受けました。
こちらも予約制でしたが、多くの方々にお越しいただきお礼申し上げます。
次回の来場型オープンキャンパスは、
8月29日(土)でWebサイトからの予約制となります。
オンライン個別相談は、8月6、7、27、28日、
オンラインガイダンス(高校生向け)は、8月6、26、27日、
オンラインガイダンス(先生向け)8月3、4、24、25日、
Webオープンキャンパスは8月8日(土)に行います。
いずれも、オープンキャンパス専用Webサイトからの予約が必要となります。