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ワールドミュージック・カルチャーコース客員教授 野村祐子氏の邦楽のアンサンブルをレコーディング

2020.10.13

トピックス

2020年9月26日(土)、10月3日(土)の二日間にわたり、
ワールドミュージック・カルチャーコース客員教授 
野村祐子氏の邦楽のアンサンブルを本学にて行いました。

2号館大アンサンブル室を使い、
サウンドメディア・コンポジションコース 長江和哉准教授の指導の下、
学生有志(3年生の土井綾夏さん、2年生の澤田智季さん、中島琢人さん、武石智仁さん、長谷川伊吹さん)が
レコーディングを行いました。

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編成は、箏・十七絃・三絃:野村祐子氏、野村倫子氏、古川久子氏、佐野亜子氏、
尺八:野村峰山氏、野村幹人氏。

楽曲は、「編曲長唄元禄花見踊」「近江夢紀行」「御茶紀行」
「愛と祈りの調べ」「ふるさとの風」「桜花三章」の6曲、
オリジナルと既存の曲をアレンジした楽曲です。

タイトルだけ見ると、純邦楽のように見えますが、
「愛と祈りの調べ」はアヴェ・マリア、アメイジング・グレース、
第九の歓喜の歌などを箏アンサンブルにアレンジし直したメドレーで、
とても親しみのある楽曲です。

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レコーディングは、三階の大アンサンブル室で演奏、
一階の録音ブースから指示、確認を行います。

録音ブースでは学生たちが楽譜を見ながら演奏をチェック、録音します。
このとき用いられていたのが、縦譜。
箏の楽譜は、糸名を記した縦書きの譜面で、
それを読みながらの指示となります。

学生らは、事前に縦譜の読み方を習い、
準備してレコーディングに臨みました。

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野村祐子氏からは
「学校で録音できるのは、
演奏者である自分たちにとってもとても有意義なこと、
学生の為にもなっていることを非常に嬉しく思います。

純邦楽の古典であれば、
そうした楽曲の素養のある人でなければ
録音することも難しいのではないかと思いますが、
ポピュラーミュージックがベースとなっているものであれば、
音楽の心得のある人ならば、曲の構成やメロディの楽器、
ここは十七絃のパートが生きているよねとか、
そうしたことは共通して伝わるものだと思いますので大丈夫だと思います。
縦譜を読んだり、いろいろな音楽に触れる機会となってくれればいいと思います。

若い人たちの中からも和楽器バンドなど、新しい感覚で箏や和楽器を捉え、
新しい時代を作っていってくれている方がいます。
逆に、私たちのほうがそうしたものに追いついていかなければと思っています。
伝統と伝承は異なり、伝承はこれまでのものをしっかり保存すること、 
伝統は古典を大切にしながらも新しいことにも挑戦し
次の世代に伝えていくことだと思います。

箏、さらに和楽器がさらに拡がって
発展していくような活動をしていきたいと思います。
"好み"というものは、音楽に限らず食べものでも同じように思うのですが、
幅広く口にしてその世界を知ることで、
いろいろな味わいを知ることになります。

幅広く食べものを知っている、いろいろな音楽を知っている、
それは広い文化を知ることにつながり、
その人の人間としての厚みになりますよね。
幅広く音楽に触れることは、
音楽を通して人間を育てることになるんだと思っています。
日本に培われてきた伝統の音楽を知っていただくことで、
豊かな人間力を養って欲しいと思います」

とコメントをいただきました。

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