特集

脳の使い方の違いが、音楽の違い?
日本と外国で異なる、音の聞こえ方。

2019.08.27

以前に、この特集で「同じ絵なのに、国によって違うものになる!?」という記事をアップしました。今回は、その続きのお話です。見え方が違うように、聞こえ方にも国によって差があるんです。例えば日本語では犬の鳴き声を「ワンワン」と表しますが、英語では「バウワウ」と表しますよね。言語の違いによるものかも知れませんが、音を聞くときに日本人と外国人とでは脳の使い方が違うようです。

人間の脳は右脳と左脳に分かれていて、それぞれで音の処理の仕方が異なります。右脳は音楽脳とも呼ばれ、音楽や機械音などを処理し、左脳は言語脳と呼ばれ、人の話す声などを処理しています。つまり、機能自体は同じでも、国によって、どちらの脳で音を聞いているかが違うということです。

日本人は笑い声、動物の鳴き声、波、風の音などを、左脳を使って聞いています。自然の音も、言語として捉えているということです。そして、そんな日本人がつくった邦楽器の音も左脳で処理しているそうです。そもそも、日本人は音楽の捉え方が他の国とはまったく違うんです。ポップスでも日本の音楽は歌詞が複雑だと言われるのも、そういったところから来ているのかもしれませんね。

きっと、その音楽文化の違いは、海外に目を向けたときにはオリジナリティという独自の武器となるはず。あなたもworldeaのプログラムを利用して、音楽と語学のスキルを磨いてみませんか。その先には、もっと大きな可能性が広がっているはずです。

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