名古屋芸術大学開学50周年記念事業

同窓会ご挨拶Message of alumni association

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音楽同窓会長山田 正丈

開学50周年に寄せて

 開学50周年おめでとうございます。私は同窓会長として、教員として、25年以上大学と関わりを持たせてもらい意味深く心に感じるものがあります。以前よりコースが増えいろいろな形で音楽に関わる学生が増えた一方で、演奏を志す学生が減っているのも少し寂しい現実でありますが…。さて、今回50周年の事業として、現在卒業生として、国内外で活躍している音楽、美術の卒業生たちに事業を盛り上げてもらうと同時に、名古屋芸術大学の卒業生の活躍を卒業生やその他一般の方にも広く知ってもらういい機会だと思います。これにより、彼らのようにと考える学生、卒業生が増えていき、いろいろな現場で名古屋芸術大学の名前が多数見られるようになることを切に願います。
 最後になりましたが、この事業により、ますます大学が発展していけるように、成功を心から願います。卒業生の皆様もこの開学50周年の文字を見かけられた折には、是非ともご協力、サポートをお願いします。皆さんと共に盛り上げていきましょう。

美術・デザイン同窓会長中島 弘敬

開学50周年から100周年に向けて

 この度名古屋芸術大学が50周年を迎えられる事を心からお喜び申し上げます。
 1970年の創立以来、20,000人に近い卒業生を輩出されました。今日まで50年の長きに渡り幾多の困難を乗り越え大学の運営に力を注いで来られた歴代の理事長、学長、大学当局の方々に置かれましては深甚なる敬意と謝意を申し上げる次第です。私たち同窓会と致しましても、卒業生の皆様への支援と組織の充実を計るべく2015年に一般社団法人として登記いたしました。大学の社会からの評価は、在校生だけではなく卒業生の社会での活躍と一丸になって評価を高めるものだと思います。社会に貢献できる様、同窓会の組織をあげて支援させて頂く所存です。
 これからは100周年の新しい半世紀への船出となります。社会が抱える少子高齢化等の厳しい環境下であっても大学と共に存続し発展出来る同窓会としてあり続けるよう同窓会役員一同努力してまいります。
 名古屋芸術大学が100年、200年と続くいつまでも魅力のある大学であり続けることを祈念致します。

人間発達学部同窓会長菅野 謙一

“成長”を認めていただいた学生生活

 名古屋芸術大学へは『感謝』しかありません。  私は世間の右も左もわかっていない18歳の時に人間発達学部に入学しました。そんな私は高校生気分を忘れることができず、先生や職員の方にたくさんのご迷惑とご心配をおかけしました。しかし、私がどれだけご迷惑をおかけしても先生や職員の方は私を見放すことは決してしませんでした。また、それだけではなく、私のちょっとした変化や成長に気付いてくださったり、認めてくださったりしました。
 今は小学校教諭という職に就き、たくさんの子どもたちに囲まれ、充実した毎日を過ごしています。子どもたちと関わる中でモットーとしていることは「ちょっとした変化や成長に気付き、認める」ということです。大学4年間で学んだことは私のかけがえのない財産です。本当に『感謝』しかありません。ありがとうございます。
 名芸大は50周年を迎えようとしています。教育者としての基盤形成だけでなく、人として成長できる母校を誇りに思い、さらなる発展を祈念申し上げます。

短期大学部同窓会長舟橋 文子

充実した学生時代

 名古屋芸術大学50周年を迎える事に心からお祝い申し上げます。
 半世紀前になります。名鉄徳重駅下車、一直線に東に歩く事10分、「名古屋自由学院短期大学」がありました。電車は普通停車のみ、遅刻すれば学生も先生も西春駅から割り勘でタクシー相乗りです。私は保育科卒業です。団塊世代の学生なら共通の話題に盛り上がります。創設者水野 子先生の出会いです。特に服装には厳しい指導がありました。白・黒・地味スタイルです。しかし、休憩時間ともなれば、フォークソング・反戦歌をハモリながら合唱、2年間の学生生活は毎週実技検閲、提出物、とにかく笑いと焦りの連続でした。
 芸大開学前には、草取り・清掃・図書館の本運びに駆り出される事しばしば。社会に出ても知識と忍耐と行動力を培った様です。最高の職業に就き、腹心の友と出会うたびに、皆感謝の言葉が響きあいます。人は歳を重ねるほど、遠い遠い若き青春時代を過ごした我が母校を思い出します。卒業生の皆さん、我が母校の発展を応援して行きましょう。すでに時代の流れなのでしょうか、短期大学部閉学から10年が経ちますが、少子化が急速に進み、私学試練の時代を迎えます。更なるご発展をご祈念申し上げます。
 至誠奉仕の学舎に栄あれ、我等の上に光あれ。