高校時代から瀬戸市のコミュニティFMでラジオパーソナリティとしてデビュー。2022年からZIP-FMナビゲーターとして活躍中。ZIP-FM「GENZ(ジェネジー)」、ポッドキャスト「WOOD CAST ひらりと森の木漏れ話」を担当。
音楽領域
声優アクティングコース 4年
高校時代から瀬戸市のコミュニティFMでラジオパーソナリティとしてデビュー。2022年からZIP-FMナビゲーターとして活躍中。ZIP-FM「GENZ(ジェネジー)」、ポッドキャスト「WOOD CAST ひらりと森の木漏れ話」を担当。
仕事は順調? あいかわらず元気にやってる?
はい、やっています! 以前と違うのは、ポッドキャストをやり始めました。森林について知ってもらうためのもので、専門家の方が毎回来て下さり、真面目な話からアロマ作りの体験など、森や木を身近に感じられるような内容となっています。それから、日本赤十字のイベントでMCをやらせていただきました。タレントの大倉士門さんと若い人に献血について知ってもらおうというテーマのイベントで、トークショーをやらせていただきました。どっちも真面目な内容なんですけど、親しみを持ってもらったり、身近に感じてもらったりできるようにと思ってやりました。
堅い仕事してる! 司会・タレント業じゃない!?すごい!
そうですよね! 今までで一番堅い仕事でした。声優アクティングコースに入って、1・2年生のときにナレーションの授業があって、それまではラジオでフランクに話すということをやってきて、かっちりした文章を読むということがなかったんですけど、ナレーションの授業でCMのナレーションとかを勉強させてもらって、そのおかげです。今もラジオでCMもやらせていただいたりしていますが、授業を受けたことで、そうしたナレーションのお仕事もできるようになったかなと思います。それから、演技ですね。自分を表現する上で、それまではただやりたいことをやっていた感じだったんですが、音響監督をされているハマノ先生(ハマノ カズゾウ准教授)の授業で、どういう表現が求められているかなどのお話を聞いて、自分がただただ好きなことをやるのではなく、相手側のことを考えるように変わりましたね。
大人になってる(笑)! 仕事の幅も広がって順調だし、就職の心配もしなくていいし、このままやっていく感じ?
でも、やっぱり目標は声優なので、今やっているラジオももちろん声の仕事なんですけど、やっぱりやりたいのはアニメーション! なので、本来の最終的な目標とは少し違った感じになっているんです。卒業したら、もう本当にすべてを捨てる覚悟で上京しようと思っていて、そのためには事務所をと思っていたところ、ありがたいことに、この8月から東京のアクロスエンタテインメントという事務所に所属できることになりました。上京するという話もしたので、本格的に声優を目指して頑張ろうと思ってます。これまで身につけたものを全部使って、全力でできることを表に出していこうって思っています。
声優アクティングコースに入ってよかったことは?
声優になりたいと思い声優アクティングコースに入りましたが、初めの頃は一人でこうなりたいなと考えている夢だったんですが、同じ夢を持っている友達と話したり、価値観を共有したり、友達の目指している理想像とかを聞いたりしているうちに自分も変わりましたね。私はミュージカルも好きで、出てみたいと思ったこともあったんですけど、授業を受けたり、仕事をやったりしていくなかで、しっかりと声優一本でと覚悟も決まりましたし、より現実味が増しました。友達と一緒に授業を受けて、一緒に考えて、自分の目指すものがだんだんはっきりしてきました。自分の声質では主人公を支えるような役柄もいいかなと考えて迷うところがあったんですが、やっぱり主人公で輝きたいです! もっと演技の幅を広げたいと思い、いろいろとやらせてもらっていますが課題がいっぱいです。卒業公演では悪役を演じるので、今、「不気味」をめっちゃ研究しています! 難しいですけど、いろいろな役を演じられるマルチな声優が目標です。