名古屋芸術大学
学生、卒業生がホンネで語る「人間発達学部」の魅力

 本学には、保育士、幼稚園教諭、小学校教諭の3つの資格を取得可能な人間発達学部があります。総合芸術大学に、教育・保育のプロフェッショナルを育成する専攻が置かれていることは全国的にもユニークなことです。音楽や美術があふれるキャンパスと専門の講師が教える演習科目、自分の得意科目を身に付ける1年次からのゼミ、実習に加え附属のクリエ幼稚園での講座やワークショップ、ボランティアなど子どもに接する機会が豊富、と特色はいくつも挙げられますが、ホントのところはどうなの? 学生はどんなことを感じてるの?? 今回の特集では、人間発達学部卒業生を迎えて、学生たちの“ホンネ”の部分を聞いてみました。  

司会進行
石川 浩司(いしかわ こうじ)さん
卒業生、クリエ幼稚園教諭

4年生
伊藤 花実(いとう はなみ)さん

4年生
鵜飼 李衣(うかい りえ)さん

4年生
酒井 洸実(さかい こうみ)さん

3年生
谷坂 凌(たにさか りょう)さん

3年生
日佐 琴美(ひさ ことみ)さん

どんな仕事に就きたい?

石川:初めに、今、目指している職業を教えて。

日佐:保育関係なんですけど、病院の保育関係の仕事です。最初は保育士になりたいと思っていたんですけど、2年のときの保育学で「子どもの保健」という講義があって、先生が病院の保育の話をしてくれたんです。そこで、そういう仕事があるんだと知って、いいなと。

石川:ああ、なるほど、なるほど。(一同、うなずく)

谷坂:僕は、小学校の先生です。入学当初は保育士だったんですけど、1年生の後半ぐらいから将来のことを考えて、小学校の先生がいいかなと。

一同:うん、うん(うなずく)。

石川:給料。うん、うん(笑)。最初から小学校の免許は取ろうとしていたんだ。

酒井:私も小学校の先生を目指してます。自分が幼稚園のときからずっと先生になりたいと思っていて、そのまま来てます。

石川:幼稚園の先生じゃないんだね。幼稚園の免許も取るのかな?

酒井:そうです。保育園も取ります。3免です。

伊藤:私は、幼稚園の先生です。じつはちょっと迷ってるんですけど、一応、今は幼稚園でと考えています。私も保育園のときから先生になりたくて、でも保育士と幼稚園とあまり区別が付いてなくて高校、大学と進んで、いろいろ実習にも行って、幼稚園のほうがいいかなと思っています。迷ったりもしているんですけど、幼稚園に決めている感じですね。

石川:どっちも実習に行った?

伊藤:はい。

石川:どっちも実習に行けるのが強みだよね。両方行くと違いがわかる感じがするよ。まぁ、園にもよるけどね。

鵜飼:私は保育士志望なんですけど、子どもにかかわる仕事に就きたいと思っています。小学校のときから保育士になりたいと思っていて、でも4年生になって施設実習に行ったんですけど、それですごく迷いました。それまではずっと保育士だったんですけど……。

石川:4年生というともうすぐ試験じゃない。6月になったら願書を送らなきゃいけないでしょ(取材は5月下旬に行われました)。

石川:なんで名芸に入ろうと思ったの?

日佐:大学展みたいなところに行って、いろんな大学の話を聞いてみたんですけど、ここの先生が一番熱心に説明してくれるなって気が付いたんです。そこが、いいなと思いました。

石川:誰だか覚えてる?

日佐:星野先生です……。

石川:『ええでなぁ(名古屋弁)』っていってた?(笑)

谷坂:僕は、先輩が名芸に通っていて、オープンキャンパスも何回も来て、保育関係を目指していたのでそれで決めました。

酒井:私は音楽大学へ行きたいと思っていて、家から通える音楽大学のオープンキャンパスに行きました。もちろん名芸のオープンキャンパスにも行きましたよ。音楽学部に入ろうと思っていたんですが、なんていったらいいのか音楽学部だと専門的になってしまって、自分はもう少し小さい子に教えたいと思っていて、そこで人間発達学部があるということに気が付いて、3つ免許を取れるし、自分の好きな音楽もできるなら最高じゃん!ってそれで決めました。

石川:じゃ何か音楽科の授業(全学共通教育科目)とか取ってる?

酒井:合唱(もちろん音楽領域です。発声からしっかりやります)を取ってます。

石川:すごい! サークルは?

酒井:中音部に入ってます。

石川:いいね。音楽のことをやりつつ、保育のこともやりつつ、小学校の先生かぁ。

伊藤:大学を決めるっていうときに、何ででしょうね?高校の担任の先生に勧められててというのは大きかったかも。あと、家から通えるところ。遠いんですけど……。

石川:どこ?

伊藤:常滑です。

石川:遠いね、通ってるの?

伊藤:はい。1時間半くらい。

石川:常滑なら日本福祉大学とかあるじゃん。

伊藤:あるんですけど、何か違ったんですよ。免許が取れることは良かったんですけど、なぜか考えていなくて……。

石川:じつは、僕は西尾市から1時間半かけて通ってるんだよ。学生時代なら良かったけど、仕事になるとちょっとつらいね。うちからケッタ持って来た(笑)。

鵜飼:私は第一志望じゃなくて、オープンキャンパスも全然来てなかったけど受験したんです。高校のときの先生にすごく名芸はいいよと勧めてもらって、受験のときに初めて来ました。

石川:そうなんだね。入ってみてのギャップってある?

鵜飼:ギャップとかないですね。音楽学部もあるし、ちょっと行けば美術もあるし、授業も音楽学部のとか美術もできるしというので、ほかの大学のことは知らないですけど、普通の大学と違って良かったのかなと思ってます。

石川:音楽とか美術の授業、取ってる?

鵜飼:造形実技の授業で西キャンパスに行って、日本画を体験してすごく楽しかったです。

伊藤:ギャップというと変かもしれないですけど、ピアノ練習室でピアノが好きなときに弾けるのがすごく良かったです。今年になってから「にこにこワークショップ」に行っているんですけど、それが結構充実していて、1年や2年の頃から行っておけば良かったと思いました。

酒井:ギャップはないですね。オーブンキャンパスは、その日に台風が来て3人くらいしか学生が来てなくて 1時間で終わっちゃったんです(笑)。

日佐:じつは、私もオープンキャンパス、ほかの大学はいったんですけど、名芸には来ていなくて、試験のときに初めて学校へ来て、キャンパスがほかのところと違うなと。

石川:何? 横に広くないみたいな(笑)。

日佐:駅から近いというのはすごく良かったんですけど、道路から急に学校がある(笑)。試験を受けに来たとき、こんなところに本当に大学あるのかなと思いながら来ました。

石川:少女漫画で見るような広い大学じゃなかった(笑)。芝生でみんなのんびりしているような、ギター弾いてる人がいるような、そんなじゃないもんね。

これまでで楽しかったことは?

石川:大学に入って、これまでで楽しかったことは?

鵜飼:サークルに入ってないし、これまで大学に貢献するようなことをやったことがなくて、芸祭もあまりちゃんと見てないんですよ。でも、今年「春を呼ぶ芸術フェスティバル」の実行委員をやったんです。それで初めて大学にかかわって、ピアノを弾いているところを見たり先生の発表を見たりして、楽しかったし、ああ芸大なんだと思いました。

石川:あれは芸大っぽいよね。なかなか普通の大学じゃできないよね、きっと。

伊藤:私は実習が楽しかったです。

石川:何の実習が楽しかったの?

伊藤:幼稚園も保育園も楽しかったです。始まる前は心配になるし、気が重かったんですけど、実際に始まってみると、楽しくて楽しくて。

石川:実習はどれくらいの期間あったの?

伊藤:クリエ幼稚園が 1週間と、自分の家の近くで3週間。保育所は、2カ所に2週間ずつ。

石川:3年生も、1週間のクリエ実習あった?

日佐、谷坂:はい。

酒井:やっぱり私は、中音のサークルです。大学からギターを始めたんですけど、ギターのうまい先輩がいたり歌のうまい先輩だったりドラムだったりベースだったり、新しいバンドっていう世界に刺激を受けた、自分で曲を作ったりCD作ったりって今しかできないことかなと思って、すごく楽しいです。

石川:大丈夫、大丈夫。これからもできるよ。僕、今もやってるもん。

酒井:ホントですか! ライブとか本当に楽しくて(笑)。

谷坂:僕は、サークルが一番楽しいですね。フットサルに入ってます。

石川:フットサル! よくクリエ幼稚園にボールが飛んでくる(笑)。

谷坂:先輩後輩、関係なくやっていて、西キャンパスで芸杯とかあってそれに向けて練習したりするんですごく楽しいです。

石川:フットサルは、西キャンパスともやったりするの?

谷坂:ちょくちょくですね。西キャンパスのフットサルの活動日と、東キャンパスは日が違うので、東から西に遊びに行ったり、西から遊びに来たり、してます。

石川:東と西、別なんだね。

谷坂:違うチームなんですよ。別のフットサルのサークルなんです。

石川:バスで行くの?

谷坂:はい、そうです。

石川:バス便利だよね。

谷坂:便利です(笑)。

学校生活、1号館でマッタリ!?

石川:お昼は何食べた?

日佐:お昼は、1号館3階のロビーで、家から持ってきたおにぎりを食べました。

谷坂:食堂で、マーボー飯を食べました。

酒井:昼は、家から持ってきた焼きそばと、今日初めて、食堂のから揚げおにぎりを食べました。

石川:そんなのあるんだ。初めて知った!

伊藤:今日は家でトーストを食べてきました。

石川:家で? 3限目からとか?

伊藤:今日は、これだけなんです(笑)。

鵜飼:家でグラタンを食べました。私もこれだけだったんです(笑)。

編集スタッフ一同:ごめんね、お休みのところ、わざわざ来てもらって(笑)。

石川:学校の中で好きな場所ってある?

酒井:私は、時間限定なんですけどご飯を食べ終わったあとの中庭なんです。太陽にあたるとプラス思考になれるということを聞いたことがあって、アイスを食べながらおしゃべりしながら、中庭にいます。

石川:じゃ酒井さんに逢いたかったらお昼に中庭に行けばいいね。

酒井:はい! 日向ぼっこしています(笑)。

谷坂:一番落ち着くのは1号館の7階ですかね。7階のソファーで寝そべったり、みんなでしゃべったりするのが好きです。空きコマが出たときなんかです。寝たい人は寝て、しゃべりたい人はしゃべってるみたいな。

石川:7階って結構、人いるの?

谷坂:結構多いと思いますよ。たまにソファーの空いていないときがある。

日佐:私は3階と4階のロビーですかね。空きコマとかご飯とか、みんなでそこにいることが多いです。

鵜飼:図書館です。いつ行っても唯一静かで、端っこの席が好き。

石川:勉強も図書館でやる?

鵜飼:学校にいるときは図書館でやりますね。用がないときや独りでいるときも図書館にいることが多いです。

石川:僕も毎日行ってたよ。普通の市立の図書館へ行くよりも、子ども向けのものがすぐ見つかるし。しかけ絵本、すごいよね。今度クリエ幼稚園で借りようとしているんだけど、カードがないもんだからどうしようかと相談してる。

伊藤:私も1、2年のときは7階にずっといたんです。7階の暖かいところが好きで。でも、人が多いんです(笑)。だから、3、4年になってからは5階のエレベーターを降りたすぐのところ。

石川:ちょっとしたスペースに机があって、ソファーがあるとこだよね。取り合いにならないの?

伊藤:仲のいいグループがいて、そこに便乗してそこでご飯を食べて、3年のときは空きコマがよくあったので、そのときはトランプとUNOで(笑)。5階好きです。

実習は大変だけど勉強になる

石川:大学で身に付いたと思うこと、経験したことってどんなことがある?

鵜飼:4大か短大かで迷っていて、大学生活を充実させたいというのもあったので4大を選んだんですけど、今4年生になってみて、たぶん短大の子たちはそのまま保育士か幼稚園を受けるという一本の道しかないように思うんです。だけど、自分は4年間でバイトもいっぱいやって、自分のやりたいこともいっぱいできて、そうした経験があって、保育の仕事でどこへ進もうか悩めているんだと思うんです。4大にしたから考えられるのかなと思っています。

伊藤:なんていったらいいのかわからないですけど、やっぱり実習からいろんなことが学べたかなと思います。私1年のときからバイトで保育園に行ってるんですけど、実際に1日、実習でやってみるとバイトのときとは違って、子どもがいないときにやることもたくさんあるし、前の日とか事前準備もやっぱりいっぱいだし、記録もすごくたくさんあるし……。大変だったけど、私はやっぱり実習がすごくいい経験になったと思います。学べたことが多かったです。

酒井:私も、やっぱり実習が大きくて、その前に習った指導法の授業だとか、本当に実習で役に立ちました。3免を取って思ったのが、小学校の実習へ行ったときに、担当が1年生だったというのもあるんですけど、本当に保育実習で学んだことがそのまま使えることがあって、やっぱりつながっているんだなと感じました。

石川:すごく素敵なことに気づいたね! 幼稚園保育園を目指す人にとっても小学校の免許が取れることは、すごく意味があることだと思うよ。年長は、小学校の最初をちょっとだけかじるようなところもあるし。

谷坂:毎日の授業の中で子どもの発達段階とか学んだり、高校生のときは全然やらないことなので新しい経験ですよ。大学に来たからこそわかったというか、指導案の作り方とかもゼロから始めたことで、身に付いたことかなと思います。

日佐:サークルの中で先輩とかかわったり後輩とかかわる中で、今、自分たちが動かしていかなきゃいけない計画があるんですけど、今まで自分が中心になって動かしていくようなことってなかったんです。それが学べてすごく良かったなと思います。

石川:影響を受けた先生はいますか? 僕は、安部先生。 3、4年のゼミの先生で、しゃべるときに安部先生ならきっとこう話すだろうと、それぐらい影響されていたことがある。

日佐:自分の職業を決めたのは保健の講義だったので、私はその先生だなあって思います。

谷坂:結構しゃべったりする先生はいるんですけど影響って、うーん。小学校の先生になろうと思ったのは先輩にいろいろ勧められたりして決めたんですけど。ああ、でもそうやって決めて最初に話したのは久保先生でしたね。

石川:久保先生はゼミ?

谷坂:1、2年のゼミです。

酒井:私も3、4年のゼミの先生ということもあって久保先生に、今も願書とかの書き方でお世話になってます。小学校の実習中に土曜日は先生のところへ行って指導案のことについて相談させていただいて、やっぱり相談しやすい先生ですよね。

石川:確かに話しやすいもんね。

伊藤:私は、南先生が一番しゃべりやすいし、何ですかね、幼稚園の実習のときも、一緒に考えてくれるし、『ここは、こうよ!』といってくれるし、すごくやりやすいです。親しみやすいというか。

鵜飼:私は安部先生です。あまり直接、安部先生とお話したことないんですけど、会話しているときに、ちゃんと見てくれてる感じがします。実習のときに一度、訪問教育して下さって、実習先にすごく腰が低くて丁寧なんですよ。私のためにこんなに頭を下げてれるんだ! と印象的でした。みんなこわい先生だというんですけど、そんなことなくって、すごい先生だなと思ってます。

石川:僕もそう思います(笑)。

3免取るのがお勧め

石川:みんな3免取ってるんだっけ。(5人中2人は幼保のみ)

谷坂:大変です。大変。結構きついですね。小学校だけの人にくらべると全然、その人の休みの時間にも幼保の授業が入っていたりとか、逆に幼保だけの人からすると、その人が休みの時間に小学校の授業が入っていたりするので、でも、取れるんだったら取っておこうとやっています。

鵜飼:3つ取っといたほうがいいと思います(笑)(鵜飼さんは幼保のみ)。最後の施設実習で、初めて小学生、中学生、高校生とかかわらなきゃいけなくって、接し方がわからなくて困りました。大きいし、どうやってしゃべっていいかもわからない。幼稚園保育園とは全然違う、言葉が通じるし(笑)。だから、かかわり方を知っているのは大きいと思いますね。そのとき初めて実感しました。

石川:3つ取ることを勧める?

鵜飼:(うん、うん、とうなずく)

石川:堅い話をすると、今、幼小連携がどんどん進められて、初等教育がまた1段階下がるかもしれないしね。幼稚園年長から小学校のほうへ入るかもしれない、みたいな感じ。これからそうなっていきそうだから、本当に小学校も取っておいたほうがいいと思うよ。
幼保しか取っていないと、短大とカリキュラム的には同じ。だけど、短大より2年余分にあるわけじゃないですか、そのあいだ何をするかだよなぁと僕は思うよ。
僕は学生時代、毎日、折り紙を1つでも折ろうと思ってやっていた。毎日、1つでも1年間続ければ得意になるじゃん。少しでも得意なものを作ろうと思って。余分にある2年間の過ごし方が本当に働き始めてから役に立つと思う。いろいろやっておくといいよ。たぶん、小学校もそうだと思うんだけど、教職って、これの役に立つからこれをするじゃなくて、役に立ったときに初めて、これをやっておいて良かったと、思うものだと思います。何が役に立つのかわからないから、いろいろなことを経験しておくのがいいと思います。学生の頃は、やるかやらないか選択できるときは、やるようにしていたよ。4年生の子、僕がオリエンテーション合宿に行ったの覚えている?

4年3人:うんうん。

石川:オリエンテーション合宿で、PowerPoint使って話してたの覚えている?

4年3人:うんうん(笑)。

石川:えっ、覚えてる! すごいね! そういうこともやったし、「春を呼ぶ芸術フェスティバル」でも舞台監督をやったし、いろんなことをやっておくのがいいと思います。

名芸の子は、人はいいけど……

石川:もっとこうしてほしいっていうこともあったらぜひ。

谷坂:名芸の学生は、やる気もあるし子どもが好きという気持ちも持っていて、人はすごくいいけど、記録の書き方とか指導案の書き方がうまくないみたいなことを実習先のOGの人にいわれた。大学で、もうちょっとをしっかり教えてもらったほうがいいよ、みたいに。

石川:みんなもいわれた? 実習先とかで。

伊藤:記録が変! みたいなことを……。

鵜飼:この形式は初めて、みたいなことはいわれましたね。

伊藤:指導の授業でも、ほかのことはすごく指導されるんですけど、記録の書き方とかは説明もなくて。個人的に聞いていたから何とかなりましたけど……。

鵜飼:実習に行って、書き始めてから教科書を見たり、短大の友達に聞いたり……(笑)。

石川:わかる。僕も先輩の記録、借りたもん。確かに、書き方ってあまり学校ではいわれてないね。毎日、書いているとすぐ慣れるものだけど、もうちょっと教えてもらったほうがいいかもね。

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